肌にやさしい素材を赤ちゃんに 
「無撚糸」がおすすめの理由

2014.07.18

ミキハウス編集部

赤ちゃんの生活で欠かせないものの一つに、タオルやタオル地のウエア、グッズがあります。自分用としては、それほどこだわりをもたずに使っていた人も、赤ちゃんのためには、肌にやさしいもの、風合いのよいものを選びたいと思っているのではないでしょうか?

そこで、「無撚糸(むねんし)」という特殊な糸をつかったアイテムをご紹介しましょう。

 

ふんわりの秘密は特殊製法

新生児アイテムを扱うブランド「ミキハウス」。ここの人気No.1商品が何かご存知でしょうか? それは、「バスポンチョセット」です。新生児のときは、おくるみ、バスタオルとして、もう少し大きくなったらバスポンチョとして活用できるアイテムで、ループ付きハンドタオルとバスミトンがセットになっているもの。
このバスポンチョセットに使われているのが、“ふんわり、やわらか”な風合いが魅力の「無撚糸」です。

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写真上が普通糸、下が無撚糸。

この“ふんわり”&“やわらか”の秘密や、無撚糸にはどんな特徴があるのか、ミキハウスの企画本部品質管理部に所属する上田泰三さんにお話を聞きました。

「無撚糸という言葉のとおり、繊維に撚(よ)りをかけずにつくられた糸のことです。通常、撚りをかけた糸を使った綿の生地は、洗濯などを繰り返すうちに糸が徐々に締まり、風合いが硬くなってきます。これは綿素材の宿命なのですが、特殊な製法により無撚糸を使ってつくられた生地は、綿本来のやわらかでやさしい風合いをそのまま実感することが出来、さらに繊維間にたくさんの空気を含むので、ふわふわとした感触が生まれます。また、撚りをかけていない糸を使うと毛羽抜けしやすいのですが、繊維の長い綿を使用しているため、一般のものより毛羽抜けがしにくいのも特徴です。吸水性に優れ、洗濯してもふわふわしたやわらかさは変わりにくい。自然な光沢感があるのも魅力ですね」

次のページ 店頭で無撚糸のやわらかさを実感して

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