出産内祝い 予算の目安は?
~赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(6)~

2023.10.05

ミキハウス編集部

結婚や出産など人生の喜ばしい節目に、周囲への感謝の気持ちを込めて贈る「内祝い」。出産の内祝いについては、赤ちゃんとの生活が落ち着いてくる1か月頃に贈ります。

なお、現在では出産祝いのお返しとして贈ることが一般的となっています。金額はどれくらいが妥当なのか、またどんな贈り物がいいのか、贈るタイミング等について、ご紹介していきます。

 

予算は出産祝いの「半額」が目安 高額の場合は「3分の1」でも

予算は出産祝いの「半額」が目安 高額の場合は「3分の1」でも

出産内祝い(以下、内祝い)とは、赤ちゃんが無事に生まれたことをまわりの人たちに知らせ、その喜びや幸せを分かち合うという意味があります。また、赤ちゃんの名前を披露する機会でもあります。

昔は、お祝いをいただいたどうかに関係なく、赤ちゃんが生まれたことを一緒に喜んでもらうために、赤飯や紅白のお餅を配ったり、家で宴会を開いたりしていたそう。現在は、「出産祝い」へのお返しという意味になっており、産後1か月頃に出産祝いをいただいた方にお返しすること(もの)を指します。

出産祝いが、産後1か月をすぎて届くケースもあるかと思いますが、その場合は、随時お返しをしていきましょう。また出産祝いをいただいた時点で、先方に電話か手紙、またはメールでお礼の一報を入れておくと、より丁寧です。

予算は出産祝いの「半額」が目安 高額の場合は「3分の1」でも

日本には、お祝いの“半返し”という考え方があります。これは、いただいたお祝いに対して、半分程度の金額でお返しをすることを指します。内祝いに贈る品物の金額も、いただいた出産祝いの半額を目安にするといいでしょう。

一方、手ごろな金額のお祝いをいただいたときや、複数の人からまとめてひとつのお祝いをいただいたときなど“半返し”ルールが当てはまらないケースもあるでしょう。その場合は、タオルやお菓子などの手軽なものを贈るのがおすすめ。

また、両親や目上の人から高額なお祝いをいただいたときは、“3分の1”でも大丈夫です。背のびをせずに無理のない予算でお返ししましょう。何かの折に赤ちゃんの成長を報告するなど、心づかいでも感謝の気持ちを示すことが大事です。

なお、いただいたお祝いより高価なものを贈るのはNGです。同様に、内祝いの金額が低すぎるのもマナー違反になりますので、半額~3分の1の目安を念頭に、お返しをご検討されることをおすすめします。

出産内祝い 金額の目安

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