赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(19) 1歳のバースデー(前編)

赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(19)
1歳のバースデー(前編)

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はじめてのお誕生日を迎える赤ちゃんのために、どんなお祝いをしようかと、ワクワクしているママ、パパもいるでしょう。親も子もたくさんの「はじめて」を経験してきたこの1年、“たっち”や“あんよ”を始めるほどに成長したわが子の誕生日を祝う感慨はひとしおです。 今回は特別な日にしたい「1歳のお誕生日」に、素敵な思い出を残すためのアイデアを紹介します。

 

はじめてのお誕生日、主役は赤ちゃん

1歳のお誕生日を盛大に祝いたいと思うママ、パパは多いようです。家族3人でのこじんまりとしたお祝いから、おじいちゃん、おばあちゃんなどの親戚を招待した会食まで、そのやり方はいろいろとあります。

ホームパーティなら部屋の飾りつけや料理など、ママ、パパが腕を振るって自分たちらしく演出できます。また、自宅なら赤ちゃんが少々動きまわったり、お部屋を汚したりしても人目を気にせずのんびり楽しめます。

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レストランで赤ちゃんの誕生祝いメニューを提供しているところもあります。食事からケーキまで赤ちゃんには、大人用とは別のものを用意。また、「背負いもち」などの1歳の誕生日にふさわしいイベントや、写真撮影までやってもらえるところもあります。大勢でお祝いしたいときや、晴れの日を改まった気持ちで迎えたいときに向いているといえるでしょう。

どんな形でお祝いするにしろ、主役は赤ちゃん。ママ、パパが張り切りすぎて赤ちゃんに無理をさせてしまわないように余裕を持った計画を立てて、思い出に残る誕生日にできるといいですね。

日本古来の1歳のお祝いを体験するのもおすすめ

日本には1歳のお誕生日に行われる古くからの風習があります。先ほど少し触れた「背負いもち」もそのひとつ。一升の丸もちを風呂敷に包んで赤ちゃんに背負わせるもので、地域によって「転ばせもち」「力もち」「誕生もち」「一升もち」などと呼び名は違いますが、全国各地で行われています。

また、九州地方では赤ちゃんを一升もちの上に立たせる「もち踏み」という風習も。どちらも「一升」と「一生」をかけて、一生食べものに困らず長生きするようにという願いがこめられています。

ハサミやお金、ボールなど道具を並べて置き、どれを取るかで将来の職業を占う「選び取り」という行事もあります。お祝いの席の余興として楽しむもので、やり方は地域によって違いますのでご両親に尋ねてみるといいでしょう。

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写真提供/赤ちゃん筆センター株式会社

はじめて切った髪で1歳の記念に「誕生筆」を作るしきたりもあります。ママのお腹にいるときに生えた胎毛をお守りにする風習は世界各地にあり、日本では300年ほど前から「誕生筆」が作られるようになったようです。筆専門店で製作してもらうか、ネットでオーダーすることもできます。

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写真提供/エッチングガラス工房にのみやあ~と

手形、足形を取り、成長の記録として残しているというパパ、ママはたくさんいます。スタンプでとるのが一般的ですが、粘土でとった手形をオーブントースターで焼いて保存するキットも売られています。汚れた手足を洗うことになるので、手形、足形はお風呂の前にとるのがおすすめです。誕生日当日は何かとあわただしいので、誕生日の前後にやるといいかもしれません。

昔ながらのしきたりを自分たちなりにアレンジして楽しんだ先輩ママもいます。

「一升もちの代わりに米一升を袋に入れて風呂敷で包み、背負わせました。まだ歩けませんでしたが、夫と私が手を取って助け、必死に一歩前に出ようとする姿が写真に残っています。いい思い出になりました」(30代ママ)

「祖父母も参加してくれるというので、特別なことをしたいと“選び取り”をさせました。並べる道具も、取った道具についての解釈も好きなようにやってもいいとのことで、適当に選んだ道具の真ん中に子どもを座らせました。電卓に手を伸ばしたら『ビジネスマンだ!お父さんと一緒!』と喜び、ボールと触ろうとすると『サッカー選手になるかも!』と大人たちは大騒ぎ。結局犬のぬいぐるみをつかんだので『獣医さんになるかも』ということになりました。すごく盛り上がって楽しいイベントでした」(20代ママ)

一生に一回しかない1歳の誕生日に、子どもの成長を祝う日本古来の風習を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

 

後編につづく)

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