ユージの子育て Do It Yourself Vol.9

ミキハウス編集部

上のお嬢さんを連れて体操教室の体験に行ってきたというユージさん。数時間の体験だったそうですが、ユージパパにとってはいろいろな「驚き」と「発見」があったようです。

 

『長女の冒険』

長女を連れて体操教室の体験に行ってきました。娘は体験なのでもちろん教室にいるお友だちと会うのもはじめて。みんな仲良しな輪の中にいきなり入って、1人だけアウェイな状態で泣き出しちゃうか心配だったんですが……予感的中(笑)。

泣きはしなかったものの、部屋に入った瞬間からずっと「パパ抱っこ~」と言って離れてくれません。「あ~、もうすぐ授業が始まっちゃう」と悩んでいたら、先生の「それではみんなこっちに集まってくださーい!」の一言で授業が始まりました。

すると……

娘は僕の腕を振りほどいて走って先生のところまで行って先生のお話を聞きはじめました。これには僕もビックリ。どういう心境の変化があったのだろう。おそらく先生のもとへ走っていくお友達を見て“なんか楽しそう”とでも思ってくれたのでしょうか。一気に不安が安心に変わりました。

授業が始まるとみんなでかけっこしたり、カニさん歩きしたり、縄跳びしたりで娘もとても楽しんでくれている様子。お友だちの中には「ママ~」と叫んで、ママに抱っこしてもらっている子もいたので、それを見て“うちだけじゃないんだ〜”と安心しました。

01

授業の合間に何度か給水タイムがあって、一斉にみんなお父さん、お母さんのもとに走ってきて水分補給をします。一回戻ってきたらもう授業に戻りたくなくなっちゃうんじゃないか不安だったんですが、水をゴクゴク飲んでボトルを急いで僕に渡すと、何も言わずに走って先生のところに戻っていく娘を見た時はちょっと寂しくなりました。

もうちょっと甘えて欲しい。そう思うのは僕のわがままですね。

彼女が楽しんでくれるのがやっぱり一番です。

02

その後は、うんていや滑り台をやりつつ、何人かのお友達ともお話しして最後まで楽しそうでした。改めて子供のコミュニケーション能力の高さにもビックリ! はじめて会ってもすぐ仲良くなっちゃうんですから。

その後、何の問題もなく授業が終わって一安心したのもつかの間、予想外のところで問題が発生しました。それは娘の「帰りたくないー!」です。ここで来たか〈苦笑〉。お友だちがみんなバイバイしていく中、娘だけ号泣。「また来ようね」と説得しても聞く耳を持たず、どうしようかと困っていたら妻がおにぎりを差し出してピタっと静かになりました。そうか、お腹が空いていたのね。さすが母と実感。

その場でおにぎりを食べて、帰りの車は爆睡。午前中にはお家に着いたけど、まるで一日いたかのような疲労感。何より娘が楽しんでくれたので良かったです。

また体操教室に連れて行ってあげたいな(^^)

*    *    *

体験教室スタート時は、パパと離れたくないと不安で泣いていたお嬢さんが、みんなの輪の中に入り楽しく体操をする。その様子を眺めながら、たった数時間の教室の間にユージパパが抱いた様々な感情−−−−不安、安心、そして一抹の寂しさまで—−−。この日の経験はお嬢さんだけでなく、パパとしてのユージさんも大きく成長させてくれたのかもしれませんね。

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