パパ・ママのもとに舞い降りた「天使」に 着てほしい肌着
――天使のはぐ「ピュアベール」
開発担当・上田泰三さんインタビュー

ミキハウス編集部

赤ちゃんに出会う日のためにパパ・ママはいろいろな準備をしていきますが、まず考えるのは赤ちゃんが最初に着る「肌着」のことかもしれません。生まれたての赤ちゃんには、とびきり着心地がよくて、やわらかい素材のものを用意したいから……。

このたび、ミキハウスの新生児用肌着「天使のはぐ」に新しいシリーズ「ピュアベール」が加わることになりました。そこで開発者のひとりである、ミキハウス企画本部の上田泰三さんにお話をうかがいました。長年培ってきた技術と思いが新しい技術と出会うことで実を結び、現代のパパ・ママのニーズにあった肌着が誕生したそうです―――――――――

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今から25年前の1989年7月に「ミキハウスファースト」(現在のミキハウスのベビーライン)が新しいブランドとしてスタートを切りましたが、これはほぼ私の入社年度と同じ。そして10年間ほど商品企画にも携わっていましたので、ミキハウスファーストにはとても思い入れが強いのです。

どんどんお母さんたちは世代が変わっていくので、今のお母さんたちの感性に訴える部分、つまり「かわいらしいデザイン」や「バランスのいい配色」などを考えるのは、若手社員に任せます。けれど、お客さまが私たちに求めている品質への要求や信頼はとてもレベルが高く、また変わらないものであると思います。ものすごくベーシックなところにある要望を感じて、それを形にするということはずっと続けていくべきこと。私はそのお手伝いができたらと思っています。

赤ちゃんを安全に安心して育てていくための肌着を……

ミキハウスは出産準備から役立つアイテムを取り揃えています。中でも肌着はこのブランドを象徴する存在といってもいいかもしれません。赤ちゃんが誕生していちばん最初に肌に直接身につけるものですから、安心、安全を追求しています。「天然繊維の王様」とも呼ばれるコットンの中から、ぬくもりのある風合いを保ち、吸水性、耐久性にすぐれた最高のものだけを厳選して使用しています。

もちろん、縫製にもこだわり、すべて最高レベルの縫製技術をもつ日本国内の工場にお願いしています。赤ちゃんの肌に刺激を与えないようにタグを表につけたり、縫い目をすべて表側にしたりなどのほか、高い技術が要求される肌着ならではの特徴もあります。たとえば、袖の縫い合わせを平面的な縫製にしてゴロつきのないものにしたり、脇下に特殊なカッティングと縫製を施し、赤ちゃんが腕をスムーズに動かせるように立体的な構造にするなどです。伸縮性の高さにより、赤ちゃんの自然な動きを妨げず、無理なく着替えさせることができるので、赤ちゃんとお母さんの負担も軽減します。

次のページ 高い抗菌性と安全性をもつ新シリーズ「ピュアベール」

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