おくるみの選び方
おくるみ(アフガン)は赤ちゃんの
安心のための必需品です。
必要な理由や選び方をご紹介します。
赤ちゃんはくるまれると安心します。
だから「おくるみ」が必要なのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいたときのようにしっかりとくるんであげると安心します。
だから「おくるみ(アフガン)」は必需品なのです。
必要な理由と選び方をご紹介します。
1. どうしておくるみが必要なの?
赤ちゃんを安心させてあげるためです。
お腹の中にいたときの赤ちゃんは、腕や足を曲げ、体にくっつけるようにしています。
その姿勢を再現してあげると、赤ちゃんはとても安心します。
とくに生まれたての赤ちゃんには、急に手足をびくっとさせる原始反射(モロー反射)が出ることが多く、せっかく眠っている赤ちゃんが、びっくりして起きてしまうということもめずらしくありません。
だから、おくるみで赤ちゃんをしっかりとくるんであげると、とても安心します。
しかも、まだ首のすわらない赤ちゃんを抱っこすることに慣れていないママやパパにとっても、
赤ちゃんをくるんであげることで、しっかり抱っこできますよ。
退院のときやセレモニー用に。かわいいおくるみ
2. 他にも必要な理由はあるの?
赤ちゃんの保温のためです。
おくるみの役割のもうひとつが、赤ちゃんの保温です。
体温調整が苦手な赤ちゃんのために、おくるみを使ってやさしく保温してあげられます。
寒いときにくるむだけだから、簡単ですね。
3. どんなおくるみが、何枚くらい必要?
シーンや時期にあわせて2~3枚あると便利です。
おくるみは、退院のときから活躍します。
かわいいベビードレスとのコーディネイトで、豪華なデザインのおくるみを用意しておくと、退院時やお宮参りで役立ちます。
また、お家ですごすときには、使いやすくやわらかい綿100%のパイル地やガーゼ素材のものを。
寒い時期に生まれる赤ちゃんのためには、防寒用のマイクロファー素材が、ふんわりやわらかく、軽いのでおすすめです。
特に、寒い夜中の授乳時、1枚はさっと赤ちゃんをくるみ、また、お部屋でのおむつ替えの時に床にしいたり、ベビーカーに乗るときの肌かけにしたりと、おくるみはいろいろと使えます。
素材はさまざま。寒い季節には、マイクロファーやキルト素材がおすすめ。
子育てキャリアアドバイザーからのメッセージ
夏に生まれる赤ちゃんにはおくるみは必要ないのでは?」というご質問をいただきます。答えは、「夏に生まれる赤ちゃんにも必要」です。
それは、ポイント1にあるように、おくるみの大切な役割が、赤ちゃんをくるんで安心させてあげること、だからです。
汗ばむ夏のおくるみは、赤ちゃんの汗を吸収し、からだを冷やさないという役割もあります。
赤ちゃんをくるんで抱っこすれば、ママの腕の汗も吸収し、快適です。
さらに、冷房の効いた場所での冷え対策や、ベビーカーに乗った赤ちゃんにかけてあげると、外出時の紫外線対策としても活躍します。
素材は、薄手のパイル地やガーゼ地がいいですね。またおくるみは、赤ちゃんが少し大きくなったあとでも、タオルケット代わりに使えますよ。