年々普及率が高まっている、スマートフォン、タブレット型端末。大人にとっての“なくてはならないもの”が、だんだん子どもたちの世界にも浸透しつつあるようです。
今年7月、0~3歳の子どもをもつ親を対象にミキハウスは「子どものスマホ利用に関する調査」を実施。2107人から回答いただいた結果、日々の生活での子どもとスマホ、タブレットの関係が明らかになりました。
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調査期間:6月26日~7月5日
調査対象:ミキハウスBCP会員のうち、生後6か月から3歳までのお子さんのいる方
調査方法:会員向けインターンネット調査
有効回答件数:2107人
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「静かにさせたい」ママ&パパと、「使いたい」子ども
「お子さんがスマホ、タブレットを使うことはありますか?」という問いに、「はい」と答えた人は60%と過半数。
使用頻度を聞くと、「毎日」が最も多く、30.8%。次いで「週に6日」21.4%、「週に4日」20.8%、「週に5日」17.5%となりました。
「お子さんが何歳のときから使わせていますか?」と聞くと、「1歳から」が最多で35.8%。2位は「2歳から」の26.9%でした。「1歳未満から」という人も19.8%いて、「3歳から」(17.5%)を上回る結果に。
スマホやタブレットで何をさせているか(複数回答あり)については、1位「写真・動画を見せる」(45.3%)、2位「知育アプリで遊ばせる」(18.8%)、3位「写真や動画を撮らせる」(13.6%)、4位「ゲームをさせる」(12.5%)と続きました。その他、「ウェブサイトを見せる」「電話」「テレビ電話」のほか、「持って遊ぶだけ」「電話のまねっこ遊び」という人もいました。
どんなときに使わせているか(複数回答あり)に関しては、「外出先で子どもの機嫌が悪く、静かにさせたいとき」(18.7%)、「本人が自ら使いたいと意思表示したとき」(17.0%)、「家族が使っているのを見て、子どもが使いたがったとき」(15.7%)、「外食時に他のお客さんに迷惑をかけたくないとき」(12.6%)が上位に。外出先で静かにさせたいという親の事情と、使いたいという子どもの気持ちをきっかけにするものが、だいたい同じくらいの割合になりました。
その他「おむつ替えのとき」「寝る前」「散髪中」「歯みがき中」など習慣的に使わせている人や、「実家に預けたとき」「目を離したすきに勝手に見ている」というシーンを挙げる人も。