「魔の2歳児」とも呼ばれるイヤイヤ期。口を開けば「イヤ!」と言う小さなわが子に振り回されると、ママ・パパのストレスは募りますね。この時期になるとどうして「イヤ!」が始まるのでしょう。ママ・パパはわが子の「イヤ!」にどう対応すればいいのでしょう。本記事ではイヤイヤ期に悩んでいる、もしくはこれからやってくるであろうイヤイヤ期に不安を感じているママやパパのために、原因から対処法までを本マガジンの取材記事などをもとにまとめました。
イヤイヤ期のピークは2歳?
イヤイヤ期は、子どもに自我が芽生え、いろいろな事が少しずつ自分でできるようになると同時に、自己主張が強まる時期に始まります。個人差はありますが、1歳後半から2歳ぐらいまでの間に始まることが多いと言われています。また2歳ごろにイヤイヤのピークを迎えることから、「魔の2歳児」とも言われます。
いろいろなことが自分でできるようになるとはいえ、まだ思い通りにからだを動かせるわけではないし、自分の気持ちをうまく言葉にできない…そうした、もどかしい気持ちが「イヤ!」という感情につながるというわけです。
その程度は個人差がありますが、激しい場合は頻繁に癇癪(かんしゃく)を起こしたり、お友だちとのトラブルも頻繁に。イヤイヤが激しい子の育児は、ママ・パパの苦労も耐えません。
3歳〜4歳になり、自分の言葉で気持ちを他者に伝えることができるようになると、イヤイヤ期が落ち着いてくることも多いようです。また脳の機能が発達してくることが、イヤイヤ期の出口と関係があるとも言われています。