ファースト・クリスマスで ついに自分もサンタさんに! そこで知りたいプレゼント選びの基本

ファースト・クリスマスで
ついに自分もサンタさんに!
そこで知りたいプレゼント選びの基本

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街にはクリスマスソングが流れ、華やかなイルミネーションが通りを彩る季節になりました。何かと慌ただしい年末とは言え、大切な人へのプレゼントを探したり、クリスマスパーティの計画を考えたりと、大人たちも何だかうきうきしてしまいますね。

でも今年、赤ちゃんとのはじめてのクリスマスを迎える新米ママ・パパは、どんなクリスマスプレゼントをあげればいいのか、ちょっと困っていませんか?

「まだ赤ちゃんだけれど、クリスマスを分かってくれるかしら?」
「どんなものなら喜ぶかな?」
「思い出に残るファースト・クリスマスにしたいけれど…」

“サンタさんデビュー”に備えて、あれこれ思いを巡らせているママ・パパのために、東京・原宿にあるボーネルンド本店店長の「子どもとあそびのプロフェッショナル/インストラクター」重田祐子さんに、赤ちゃんと迎えるファースト・クリスマスのプレゼント選びについて伺いました。

 

欧米では最大の宗教行事とされるクリスマス。日本でも、ホームパーティやプレゼントを楽しむ特別な日になっています。

プレゼントをもらい、ごちそうやケーキを食べた幼い日のひとコマは、大人になった今でも忘れられない思い出になっている方も少なくないのではないでしょうか。だからこそ、新米ママ・パパは「今度は、わが子と一緒に思い出に残るような素敵なクリスマスをすごしたい!」と張り切っていることでしょう。

生まれてから子どもと一緒に心からクリスマスを楽しめる回数は、そんなに多くはありません。だからこそ毎年毎年のクリスマスは大事にしたいもの。とくに「ファースト・クリスマス」は一生に一度のことなので、なおさらですね。

はじめてのクリスマスに何よりこだわりたいのはプレゼント選び。成長に合わせて長く使えるあそび道具なら、言葉を理解できるようになった頃には「これがはじめてサンタさんにもらったプレゼントなんだよ」と教えてあげることができます。「赤ちゃんの時から、サンタさんは見守ってくれていたんだ」とわが子が感じることができれば、クリスマスは家族にとっていっそう意義深いものになりそうです。

それでは長く愛着を持って遊べるプレゼントとは、どんなものでしょう。プレゼント選びのポイントを重田さんに伺いましょう。

赤ちゃんの成長とともに、興味や行動は変わっていきます

重田さんによると、プレゼント選びの基本は、「赤ちゃんの成長に合わせる」こと。例えば視覚が発達するネンネ期にはコントラストのはっきりしたものを目で追うため、鮮やかな色のおもちゃをプレゼントするのがよいでしょう。また、自分で手を伸ばせるようになれば、触ると音がする遊具に興味を持つようになります。

赤ちゃんのその時々の興味や好奇心を満たしてあげることは、次のステップへとつながるようです。月齢を追った成長の様子とおすすめの遊具の代表的なものを以下にまとめました。

【生後1か月から3か月ごろ】

あやすと笑うようになり、触ったものを握る、握ったものを振るなど、手を伸ばしたり、動かすことが始まります。
〈おすすめの遊具〉モビール、おしゃぶり、歯がため、ハンドパペットなど

【生後6カ月ごろから】

「いないいないばあ」を喜ぶ時期です。おすわりができるようになる子もいて、両手が使えるようになると、遊び道具を握って振り回したり、ボールを転がすなど、遊びの幅はぐんと広がります。
〈おすすめの遊具〉布えほん、ボール、リズム楽器など

【生後12か月ごろ】

バイバイなど、大人の行動のまねが始まります。手や指先を上手に使えるようになり、両手を打ち合わせたり、箱の中のものを出し入れしたりして楽しみます。また、あんよが上手になると、遊具を押したり、引いたりして動き回るようになります。
〈おすすめの遊具〉ブロック、積木、手押し車、形合わせパズルなど

「頭、体、心の3つをバランスよく育てることを考えて、あそび道具を選んでいただきたいと思います」と重田さん。赤ちゃんにとってあそびの道具は、色や形を覚える、いわゆる“知育”につながるだけではなく、手に取ったり、動かしてみたりすれば、自然と“指先や体の発達”をうながします。またごっこあそびのように相手とのやり取りが必要なあそびは、思いやりや共感といった“心を育む”トレーニングにもなるそうです。

「小さな赤ちゃんへのプレゼントは、成長の過程でいろいろなあそび方ができる遊具にすると長く使えます」と重田さん。そんなおもちゃの例として重田さんが教えてくださったのが、「積木」と「シロフォン(木琴)」です。

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「最初は積み木をつかんで投げたり、ママ・パパが積み上げたタワーを崩すことを喜ぶだけかもしれません。でもそのうち、並べたり、自分で積み上げたりできるようになり、家など形のあるものも作れるようになります。シロフォンも叩くだけから始まって、メロディを演奏できるようになるまで、お子さまなりにいろいろな試行錯誤を繰り返すんです。どちらも一つひとつの過程で『やってみたい』という意欲と『できた』という達成感を重ねて、成長していけるところがいいと思います」(重田さん)

わが子とじっくり向き合う時間もクリスマスの楽しみに

はじめてのクリスマスプレゼントを選ぶときに、忘れてはならないことがもう一つあります、と重田さん。それは、子どもが今、何を楽しんでいるのか、どんなことに興味があるのかを見つけてあげること。

「おもちゃ売り場でもいいですし、おもちゃがたくさん置いてあるような公共の施設でも結構です。ご自宅とは違う環境で自由に遊ばせてみると、お子さまについていろいろな発見があると思います。そういう場所に、ぜひ連れて行ってあげていただき、自分の子どもが今何に興味を持っているのか……例えばきれいな音が出るものが好きな子もいれば、形にこだわったり、手触りのいい素材を気に入ったりと赤ちゃんの反応はさまざま。そんな赤ちゃんの個性を発見できれば、プレゼント選びのヒントが見つかると思いますよ」(重田さん)

ようやく育児に慣れてきたとはいえ、赤ちゃんのお世話に追われているママ・パパにとって、赤ちゃんの行動をじっくり観察する時間を作ることは、普段はなかなか難しいことでしょうから、この機会にいつもと違う目線で、わが子の成長の様子を見つめるのも楽しそうです。

一生に一度のファースト・クリスマスのために、わが子を思いながら選んだプレゼントは、「サンタになって赤ちゃんの笑顔が見たい」というママとパパの切なる願いを、きっと叶えてくれるはずです。それではみなさん、家族と思い思いの素敵なクリスマスをすごしてくださいね。

 

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【プロフィール】
重田祐子(しげたゆうこ)さん
ボーネルンド本店(東京都渋谷区)店長 子どもとあそびのプロフェッショナル/インストラクター 株式会社ボーネルンドは、全国に79店舗を展開し、日本の子どもたちとママ・パパに世界中から厳選した本物のあそび道具を紹介。子育てやあそび・教育に関する情報発信も行っている。

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