入園前に知っておきたい子育て世帯を助ける「幼保無償化」

ミキハウス編集部

「ファミリー・サポート・センター」も利用してみてはいかが?

子どもを抱き上げるパパ

職場復帰を控えたママ・パパの大きな気がかりは、急な病気や仕事でわが子の保育園の送迎が難しくなってしまう事かも知れません。近くに手伝ってくれる祖父母や知り合いがいないと、「このまま仕事を続けていけるかな」と悩んでしまうママ・パパは少なくないようです。

そんな時、頼りになるのが「ファミリー・サポート・センター」(※3)です。ファミリー・サポート・センターとは、サポートを受けたい家族にサービスの提供を希望する人を紹介する組織で、自治体によって運営されています。

サポート内容は自治体によって異なりますが、おおよそ以下の活動が行われています。

■保育施設等までの送迎を行う
■保育施設の開始前や終了後又は学校の放課後、子どもを預かる。
■保護者の病気や急用等の場合に子どもを預かる。
■冠婚葬祭や他の子どもの学校行事の際、子どもを預かる。
■買い物等外出の際、子どもを預かる。

この他にも一部の市区町村では、病児・病後児の預かりや、早朝・夜間などの緊急時の預かりなど(病児・緊急対応強化事業)を実施しています。

ファミリー・サポート・センター

※ファミリー・サポート・センターについての図は厚生労働省HPを参考に作成

ファミリー・サポート・センターへの登録方法やサポート内容、料金などは、自治体によって違いますので、サポートを希望するママ・パパは、お住いの市区町村のファミリー・サポート・センターに直接問い合わせてください。

子育てを楽しみ、仕事にも生きがいを見出す共働きのママとパパはこれからもっと増えていくでしょう。子育てと仕事の両立を難しくしている問題が解消して、社会全体で子どもたちを見守り、育てる環境になっていくことを期待したいですね。

<参考資料>

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