熱中症は5月から注意が必要 赤ちゃんのための 初夏の熱中症対策

2023.05.04

ミキハウス編集部

熱中症かなと思ったら、まずは涼しい場所へ

熱中症かなと思ったら、まずは涼しい場所へ

屋外で遊んだとか、暑い部屋に長くいたという時に、赤ちゃんのからだが熱くなっていたり、ぐったりしているようなら、熱中症かもしれません。
大人は熱中症を「めまい」や「だるさ」などの症状で自覚できるのですが、言葉で伝えられない赤ちゃんの場合は、そういうわけにはいきません。体温が高くなる、皮膚が赤く乾く、ぐったりする、汗が出ない、もしくは大量の汗をかくなどの異常をママ・パパが感じて、発症に気がつくことが多いようです。

乳児の熱中症について

 

熱中症の諸症状に気づいたら?

すぐに涼しい場所に連れて行き、水分をあげてください。経口補水液が一番いいのですが、代わりにジュースやゼリーなどでも構いません。あまり欲しがらなくても、一口ずつでもいいので飲ませましょう。

次に、衣服をゆるめて安静にさせてください。熱が高いようなら、太い血管が通っているわきの下や足の付け根などをタオルでくるんだ保冷剤や冷たいタオルで冷やしてあげると楽になるでしょう。

赤ちゃん専用の冷却パットなどもあるので、この季節は冷蔵庫で保管し、おでかけの際に用意しておくと、いざという時に役に立ちます。

意識がはっきりしないようなら?

意識がはっきりしないようなら?

すぐに救急車を呼んでください。また自分で水分摂取ができなくなったら、点滴などの医療処置が必要です。できるだけ早めに医療機関を受診してください。
赤ちゃんは暑くなったからと自分で服を脱いだり、水分を積極的に取るなど、大人が当たり前にできることもできません。まだ真夏ではないですが、5月〜6月も上記の理由からその日の天候によっては熱中症のリスクが高まりますので、ママ・パパは十分に気をつけてあげてくださいね。

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