春は、寒さから徐々に解放され、暖かく心地よい日が増えていく季節です。しかし、朝晩の冷え込みや突然の気温変化もあり、赤ちゃんの服装選びには工夫が必要です。そこで、赤ちゃんと迎える春を楽しむために、知っておきたい月齢別の着こなしをまとめました。

アドバイスしてくれるのは、ミキハウス子育てキャリアアドバイザーのミキハウスの西久保江里さんです。

西久保 江里（にしくぼ えり）さんのプロフィール

ミキハウス プレママ・プレパパセミナー講師を10年以上務める。
同セミナーでは、年間のべ2万人のプレママ・プレパパが、実際の赤ちゃんと同じサイズの人形を使って、赤ちゃんの肌着やお洋服の着せ方、沐浴のしかたを体験している。自身は一男一女の母。
「プレママ・プレパパなんでも相談室動画」で、季節ごとの着こなしも解説中。

月齢ごとのベビー服サイズについて

春のように気温の変動が大きい季節では、適切な保温性を保つためにもサイズ選びが重要になります。最近はちょっとオーバーサイズのものが流行りではありますが、赤ちゃんの体に合ったジャストサイズを選ぶことで、快適さと機能性の両立を目指すようにしましょう。以下に、赤ちゃんの成長段階に応じたサイズの目安を表にまとめています（クリックで大きく表示されます）。

あくまで一般的な目安であり、赤ちゃんの成長は個人差があるため、実際の体形に合わせて調整が必要です。また、気温の変化に柔軟に対応できるよう、レイヤードスタイル（重ね着）を取り入れることもおすすめです。

内側に着る服は体にフィットするサイズを、外側に着る服は少し余裕を持たせることで、赤ちゃんの快適さと動きやすさを保つことができます。サイズ選びは赤ちゃんの快適性と安全性に直結するため、特に注意が必要です。正しいサイズの服を選ぶことで、春の穏やかな日々を赤ちゃんと一緒に楽しむ準備が整います。