生後0~3ヶ月の赤ちゃんにとって、春の服装選びは特に慎重に行う必要があります。この時期の赤ちゃんは体温調節機能が未熟で、室内で過ごす時間が多くなります。適切な服装で赤ちゃんを快適に保つ方法を詳しく見ていきましょう。
室内環境と服装
春の着こなしの基本は、汗取り用の短肌着の上に保温性の高いコンビ肌着を着せること。短肌着は赤ちゃんの肌に直接触れるため、吸湿性が高く肌触りの良い素材を選びましょう。コンビ肌着は、伸縮性があり肌に優しい綿のニットガーゼやフライス素材が理想的です。
肌着は着せるのも一苦労⁉ 楽ちんな着せ方とは
短肌着とコンビ肌着を着せる際には、事前に短肌着の袖をコンビ肌着の袖に通しておくと、赤ちゃんの腕を動かす手間を省くことができます。これにより、着替えの際のストレスが減り、赤ちゃんも快適にすごせます。
着せ方については過去記事でもまとめていますので、詳しくはそちらをごらんください。
ツーウェイオールはどうして便利なの?
赤ちゃんの成長と共に、動きが活発になると、おむつ替えが難しくなることがあります。ツーウェイオールは、足の部分のスナップを調節するだけでドレスタイプからカバーオールタイプへと変更できるため、成長に応じた着せ方の変更が可能で、長期間使用できる便利なアイテムです。
お出かけのときはどうする?
【アフガン】
1か月検診の後は外出の機会が増えるかと思いますが、この時期もアフガン(おくるみ)は重宝します。肌寒い日の保温や、直射日光から守るためにも、薄手で汗を吸い取る綿製の裏地が付いたアフガンを選びましょう。
【キャリーケープ】
春から秋にかけて使用できるガーゼ素材のキャリーケープも便利です。
赤ちゃんの春はプレオールが強い味方に!
春に生まれた赤ちゃんには、袖丈や着丈が短めの「プレオール」が便利です。生後すぐは10分丈のぴったりサイズで赤ちゃんをすっぽり覆ってくれるし、だんだん気温が上がってからだも大きくなってくる頃には7分丈で涼しく着られます。
肌寒い日には、プレオールの上に胴着を重ね着し、赤ちゃんを暖かく保ちましょう。胴着は紐で調整でき、袖がないため着せやすいのが特徴です。これらのポイントを抑えることで、生後1~3ヶ月の赤ちゃんが春の季節を快適に過ごせるよう、適切な服装を選ぶことができます。