「妊活が広がることで社会がよくなる」と答えた人75%―「妊活アンケート2014」結果発表

「妊活が広がることで社会がよくなる」と答えた人75%―「妊活アンケート2014」結果発表

妊娠・出産インフォ

ミキハウスでは、昨年に引き続き「ミキハウスBCP」会員のみなさまに「妊活アンケート2014」を実施しました。

いまでは「妊活」という言葉は、多くの人が知っています。ただ、一口に妊活と言っても、「基礎体温をつける」「食生活に気をつける」といったものから、本格的な生殖補助医療までさまざま。そのため、費用や期間も人それぞれであること、多くの人が妊活中にストレスを感じたことなどがわかりました。一方、昨年同様に、夫のほとんどが妊活に協力的だったという結果も。昨年のデータを交えながら、今回調査をしてわかった妊活の実態を見ていきましょう。

調査期間 2014年11月10日~11月16日
調査対象 ミキハウスBCP会員のうち、お子さんのいる方、現在妊娠中の方
調査方法 会員向けインターネット調査
有効回答件数 1881人


妊活した人の割合は昨年よりやや減少

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今回の調査で、「妊活をしましたか」の質問に「はい」と答えた人は58.5%。2013年の69.4%より値は低くなりました。
スタートした年齢は、平均30.25歳、妊活期間は平均11.34ヶ月となりました。ちなみに昨年は、平均35.7歳、平均15ヶ月という結果でした。
妊活を始めたきっかけについては、「年齢が気になりはじめたから」がいちばん多く、64.4%。次に「まわりの友人や親類が子どもを産みはじめたから」が25.1%と続き、前回調査と同様の傾向になりました(前回調査では、「年齢~」が58.7%、「まわりの友人~」が17.7%)。
始めたきっかけについて、次のような理由を挙げる人もいました。「結婚式が終わったから」「子どもがいないことで、何をしているの?というようなことを義理の両親や祖母に言われてストレスになっていたから」「自分が妊娠しにくいかもしれないと感じていたから」。

妊活を始めたときに取り組んだことについては、以下のとおりになりました(複数回答あり、カッコ内は2013年の調査結果、以下同)。
上位に挙がったのは、「基礎体温をつける」60.6%(78.5%)、「葉酸などの栄養素を積極的にとる」31.2%(44.2%)、「体を冷やさないようにする」35.9%(34.6%)、「産婦人科などを受診する」30.5%(40.4%)、「食生活に気をつける」27.5%(30.5%)。

また、妊活に夫は協力的だったかを聞いたところ、92.4%が「はい」と回答。昨年の91.2%より微増となり、多くの人が夫婦でしっかりと妊活に取り組んでいる様子がわかる結果となりました。

妊活にかかった費用は「0円」19.2%、「1円~10万円」57.2%、「11万円~50万円」8.9%、「51万円~100万円」5.2%、「101万円~150万円」3.8%、「151万円~300万円」3.4%、「300万円超」2.4%という結果に。約8割が10万円以内の妊活を行っていますが、なかには不妊治療をすすめることで非常に高額になるケースもあることが明らかになりました。

妊活経験者の中で、病院での不妊治療を行ったのは33.9%。その内容については、「タイミング法」と答えた人は88.8%。約9割の人が医師のアドバイスのもと、初期のステップであるタイミング法を実施したことがわかりました。さらにその先のステップを経験した人は、「人工授精」36.4%、「体外受精」26.8%、「顕微授精」19.6%でした。

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妊活中のストレスを4人に3人が経験

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「妊活中につらかったこと、ストレスを感じたことはあったか」を聞くと、75.9%が「はい」と回答。
つらさやストレスの内容については、いちばん多かったのが「生理がきたとき(妊娠していないことがわかったとき)で85.2%。次いで、「妊活中なのに『赤ちゃんはまだ?』とまわりの人に言われたとき」31.1%、「毎日基礎体温をつけることにわずらわしさを感じたとき」30.8%、「仕事との両立が難しかったとき」24.2%、「経済的負担を感じたとき」24.0%でした。

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また、「本当に結果が出るかわからない不安」や、「病院での待ち時間の長さや経済的不安」を挙げた人も。「自分が不幸だと理由もなく落ち込んだ。小さい子どもや妊婦さんを見るのもつらかった」「テレビで見る芸能人を含め、他の人の妊娠を知るたび焦りとともにストレスを感じた」という人や、採卵のための排卵誘発剤の注射のつらさを理由にした人もいました。

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「妊活していることを友人や家族に知らせたか」という質問には、55.2%が「はい」、残りの44.8%が「いいえ」と答え、やや知らせた人が多いという結果に。2013年の調査でも知らせた人は53.9%。まだまだオープンに語れるテーマというわけではないようです。「はい」と答えた人の理由は、「同じような境遇の人と悩みを分かち合いたかったから」「悩みを相談するため」など。「いいえ」の理由は、「自分の身体のことなので言う必要がない」「恥ずかしい」「かわいそうだと思われたくなかったから」という意見もありました。

今回初めて、「妊活が広がることで、日本の社会がよくなるか」についても聞いてみました。すると、「とてもそう思う」「そう思う」「少しそう思う」を含めた「よくなる」派は、75.9%という結果に。「どちらとも言えない」19.4%、「あまりそう思わない」「そう思わない」「まったくそう思わない」と答えた人の割合4.6%を大きく上回りました。

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「よくなる」と答えた理由は、「子どもをもつ人が増えればお互い助け合う気持ちが増えるのではないか」「子育てや妊娠への理解が広がるから」など。また、「少子化対策になる」「(妊活をすることに対して)まわりの目を気にせず専念でき、ストレスを感じずに楽しめると思うから」「子どもが増えることは、社会全体にとってもよいことだし、働き方や職場のあり方を考えるよいきっかけになるから」という意見もありました。

「好きなママタレント」1位はいつも元気なあの人に決定

最後に「好きなママタレント」の結果をお知らせします。今回の1位は元女子プロレスラーの北斗晶さん。明るく朗らかで、家族を引っ張っていくパワフルなお母さんといった印象のある北斗さんが見事No.1に輝きました。以下、2位木下優樹菜さん、3位辻希美さん、4位藤本美貴さん、5位梨花さんと続きました。

社会問題と切っても切り離せない関係にある、妊活。妊娠したいと思っている女性のつらさを理解して、まわりの人たちが温かい目で妊活を応援できる世の中になったら素敵なことでしょう。そして、子どもをもつことのすばらしさを知る人がひとりでも増えたら、いまよりも幸せな社会が実現できるかもしれません。

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