昔はみんなやっていた子どもの“預け合い”「なかまほいく」に学ぶ、助け合う子育て

子育ては楽しいもの！　預け合い仲間の間で第２子ブームも

なかまほいくで培った“自信”はお母さんたちにとって気持ちの余裕となり、子育ての楽しさ、子どものかわいさにあらためて開眼するママも少なくないといいます。なかまほいくを経験するとふたりめが欲しくなり、預け合い仲間の間で第2子ブームが起こるなんてこともあるようです。

「子育てって本当はとっても楽しいもの。子どもを育てるというせっかくの貴重な体験を思い切り楽しんで欲しいので、このなかまほいくのシステムをひとりでも多くの人に体験してもらって、みなさんでどんどん広めていって欲しいと思っています」と坂本さんは言います。

最近では、育児休暇中になかまほいくに参加するお母さんもいるそうです。通常は公園や広場などの出会いから少しずつ築きあげていくお母さん同士の関係性ですが、なかまほいくに参加すればわずか２か月半で仲間ができてしまうので、職場復帰を考えているお母さんにとっては実に効率がよいサークル活動なのかもしれません。

「子育ては楽しい！」をなかなか実感できないというママや、「子育ての喜び」を最近忘れてしまっているかも……というママは、この「なかまほいく」の取り組みを参考に、気心のしれたママ友同士で“預け合い”に挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

また、新座子育てネットワークは、「なかまほいくを自分たちでもやってみたい！」という子育て支援に取り組むボランティアグループや、NPOの皆さんへのサポートも行っています。「なかまほいく」を実践するための研修会では、理念から運営方法までのノウハウを提供し、「なかまほいく」を主催する人材の育成に努め、少しずつ各地に広がりつつあります。

興味を持たれた方は、まずは「なかまほいく」のホームページから、「なかまほいくの仲間」にエントリーしてみてください。

■なかまほいく公式サイト
https://sites.google.com/a/ccn01.mygbiz.com/nakamahoiku/home