心のモヤモヤを解消する「バースレビュー」で
ママを笑顔に! (後編)

ミキハウス編集部

最後は「妊娠・出産とは○○である」という言葉で総括

「バースレビュー・カフェ」ではワークショップのラストに、参加したママさんから「妊娠・出産とは○○である」というコピーを作ってもらっています。今回のママさんたちのものも含めて、これまでに寄せられた一文をいくつか最後に紹介しましょう。

  • 「妊娠・出産とは女性にしかできない貴重な体験である」
  • 「妊娠・出産とは後悔が残る経験である」
  • 「妊娠・出産とはジェットコースターである」
  • 「妊娠・出産とは自信を持っていい大仕事である
  • 「妊娠・出産とは必ず乗り越えられる山である」
  • 「妊娠・出産とは未知との遭遇である」
  • 「妊娠・出産とは価値観が変わるきっかけである」
  • 「妊娠・出産とは子育てのスタートにすぎないものである」
  • 「妊娠・出産とは2ndステージの幕開けである」
  • 「妊娠・出産とは成長である」

マザーズペンクラブの「バースレビュー・カフェ」を体験したママたちの「妊娠・出産とは○○である」は、マザーズペンクラブのWEBサイトですべて紹介されています。ママたちが自分の体験を凝縮した言葉は、どれも一人ひとりのストーリーが感じられて感動的です。

*   *   *

現役ママ2人が主宰するマザーズペンクラブの「バースレビュー・カフェ」、いかがでしたでしょうか。

今回のバースレビューでは、女性たちが妊娠中や産後のネガティブな気持ちを話す相手が「なかなかいない」ということをあらためて気づかせてもらいました。妊娠期間中の孤独は、そのまま“孤育て”につながってしまう可能性もあります。妊娠、出産というはじめての経験をするママたちが、安心して本音で話せる場所、共感してもらえるパパや家族の存在は必要不可欠。そして、社会全体で妊娠したママ、出産するママを支えていけるような国になれば、もっともっとママがいきいきと輝けるはず。

多くのママたちの取材経験をもつ編集者のKUNIEさんは、人前で話すことが苦手なママたちのモヤモヤを優しく、言葉にしていました。そして漫画家のNAOKOさんは、ネガティブなモヤモヤをポジティブな笑いにかえる方法を、身をもって教えてくれました。お二人に話を聞いてもらったママたちの顔が、帰るときはみなさん晴れやかであったことは言うまでもありません。もし、自分たちの周りに子育てに奮闘しているママがいたら、私たちもKUNIEさんやNAOKOさんのような存在になれたら! そんなことを思わずにはいられない「バースレビュー・カフェ」でした。

 

【プロフィール】

kunie_san

KUNIE(邦恵)
9歳と5歳の子どもを育てるライター兼編集者。生協職員やテレビ番組制作者、新聞記者、保育士などを経て、育児系出版社で10年間雑誌・書籍製作に携わる。妊娠・出産・子育てについては公私ともにずっと関心大。現在はママ向け、保育者向けの取材や教育関連の仕事をしながら、マザーズペンクラブの活動にも積極的に取り組んでいる。

naoko_san

NAOKO(尚桜子)
9歳と5歳の子どもを育てる漫画家。大学卒業後、独学で漫画家に。「別冊マーガレット」でデビューした後、「モーニング」等の雑誌で読み切りや連載を発表。出産後は「たまごクラブ」「ひよこクラブ」等でエッセイ漫画も描く。昨年、初めての妊娠、出産を描いたブログ漫画『助産師さん呼びましょうか?』の1~5巻が電子書籍化され1年間で6万5千ダウンロードを記録。アマゾンKindleのカテゴリー別ランキングで1位に。2015年にはお産トラウマやバースレビューの効果について、自身の経験や取材をもとに漫画で解説した『お産トラウマは怖くない!』を電子書籍でリリース。反響を呼んでいる。

※「バースレビュー・カフェ」についてのお問い合わせは、マザーズペンクラブまで
http://motherspenclub.blog.jp/

 

合わせてこちらもおすすめ

心のモヤモヤを解消する「バースレビュー」でママを笑顔に! (前編)

この記事をシェアする

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

おすすめの記事を見る

記事を探す

カテゴリから探す

キーワードから探す

妊娠期/月齢・年齢から探す