“まめ日記”で共感を呼ぶ人気ママスタグラマーに教わる 「つらい」を「たのしい」に変えるハッピー子育て

“まめ日記”で共感を呼ぶ
人気ママスタグラマーに教わる
「つらい」を「たのしい」に変えるハッピー子育て

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妊婦さんや子育てをするママにとってSNSは友人や知人とつながるための大切なツール。特に写真や動画で日常を切り取るインスタグラムは、ママにもパパにも大人気のSNSとなっています。

ママスタグラマーやパパスタグラマーの発信するコンテンツは、子育ての参考にもなるもの。「うちもこんなことしてみたい!」、「このお洋服、うちの子にも着せたい!」。そんな風に、会ったこともないママスタグラマーやパパスタグラマーに“触発”されたり、思わず共感してしまった経験がある方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回、出産準備サイトでは共感を呼ぶ投稿でフォロワー数32万人を誇る大人気ママスタグラマーの横峰沙弥香さんに、前向きになれる子育てについて伺いました!

 

大人気コンテンツ『まめ日記』が誕生した理由とは

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横峰さんは、2015年2月に男の子を出産した一児のママ。そんな横峰さんのインスタには、愛息子の想像もしないハプニングの日々が、なんとも言えない脱力系タッチのイラストと少し辛口ながらも愛のあるテキストで綴られています。絵日記の登場人物は、横峰さん、旦那さん、そして愛息子は「まめちゃん」の三人。「まめちゃん」という愛称は、ある日横峰さんのお母さんが放った「さや(沙弥香)の中にいるからまめだね」という、大喜利のようなひと言で生まれたニックネームなのだそうです。

そんな横峰さんが「まめ日記」を描き始めたそもそものきっかけは、ご自身に「とんでもない『記録癖』があったから」だそうです。

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「私はもともとかなりの心配性で、とにかくメモ魔なんです。出産してからも、初めての子育てが不安で仕方がなくて『何時何分に右のおっぱいを何分、左のおっぱいを何分あげた』『何時何分におしっこをした』と、24時間ずっと手帳が真っ黒になるくらいのメモをひたすら取り続けていました。息子のことは私がすべて記録をしておかないと、万が一子どもに体の異変が起きた時、判断材料にできるものが何もないと思ったからです。確かに、その記録は溜まれば溜まるほど安心はしましたけれど、書き逃すと不安で仕方ありませんでした。そんな時、ふと手帳の隅っこにまめちゃんの落書きを描いたんです。そしたら、すうっと肩の力が抜けました。そして、『こんなメモばかりしてちゃ、病んじゃうよ!』と、自分を振り返ってハッとしたんです」

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そこから日々の子育てメモは「きっちりと正確な記録」から「落書きのようなもの」に性格が変わり、それが後の「まめ日記」につながることに。しかし、横峰さんがそれをインスタに投稿し始めたのは、それからもう少し後のことになります。

「私は実家のある九州に里帰り出産していたのですが、出産後の子育ては思った以上に大変で。いくら母が近くにいるといっても、里帰り中は友だちも近くにいませんでしたから、悩みや辛さを誰にも相談できなかった。それなら夫に相談しようとも思いましたが、彼はひとり東京で頑張って仕事をしてくれていると思うと、私の話……と言いますか、“愚痴”を聞いてもらうのも気が引けてしまったんです。インスタを始めたのは、そんな私の悩みを綴ったり、一緒に悩みを分かち合える場所が欲しかったからでした」

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「でも、私の悩みって今思えばとても小さなものばかりだったんです。男の子の体の構造が全然わからなくて、いきなりおしっこやうんちを飛ばされたり、睾丸の大きさが微妙に左右違ったりするだけで、どう対処していいか分からなくてパニックになったり、『病気なんじゃないかな』と不安で慌てたり。そんな悩みのどれも結局は“男の子あるある”だったんですけれど、マジメな育児書には病気のサインだったり、リアルな“お悩み”しか書かれていませんよね。『知りたいのは、そういうことじゃないんだけどなぁ』と思っていたから、私の些細な悩みに『うちもそうですよ』『全然気にすることありませんよ』とコメントをいただいて、子育ての判断基準をすごくライトに教えてもらえるインスタはとても励みになりました」(横峰さん)

 

子育ては大変。だからこそ意識的に「たのしい」を集めたい

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東京に戻ってからも、横峰さんの子育ては日々戦いの連続でした。横峰さんのインスタには楽しそうに奮闘する様子が描かれていますが、実際には「辛いことの方が3倍くらい多いですよ(笑)」と話します。
「2歳になるまで預けることができなかったので、一日中息子と二人きりの密室育児状態でしたからね。ストレスが溜まって、イライラとしてしまうことだらけでしたけれど、インスタには数少ない楽しかったことやうれしかったことを敢えて残すようにしたんです。辛かったことは、記憶に残りがちで、それは簡単に自分の気持ちを沈めてしまいますよね。でも、こうして楽しいことを記録すれば、ふと見返した時に『大変だけど、こんなうれしいこともあったなぁ』と思えるようになる。よくインスタをご覧になっている方からは『横峰さんみたいにポジティブに育児ができるようになりたいです』と言われるのですが、私ほど心配性で神経質なお母さんもいないと思うけどな……と思っちゃいます(笑)」

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「私は子育てをする上で、いつも『子どもは私とは違う人間なんだ』と思うようにしているんです。以前、息子がなぜかレモンをずっと欲しがっている時期があったんですが、『これは酸っぱいから食べない方がいいよ』と何度となく教えても、毎回レモンを食べたがって、仕方なく食べさせると酸っぱくてギャンギャン泣いちゃう。その時、頭ごなしに『ダメ』と言ってレモンを与えなければいいだけの話なのですが、『もしかしたらこの子には、この子なりの考えがあっての行動なのかもしれない……』と思って、苦労しながらもレモンをあげ続けました。すると、ある日を境に『いらない』と言うようになったんです。きっと息子なりに、『もしかすると酸っぱくないレモンもあるかもしれない』と実験や研究をしていたのかもしれません。けれど、やっぱりレモンは酸っぱいということに納得がいったんでしょうね。その時は息子の成長にちょっとだけ感動しちゃいました。

先ほど、私はとんでもない心配性で神経質、という話をしましたが、この考え方で私はかなり気が楽になりましたし、子どもの成長を目の当たりできるようになりましたね。それに、インスタに描くネタが増えました(笑)」

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今でも日々の孤軍奮闘ぶりをインスタに投稿し続けている横峰さんですが、実はお腹の中には二人目の赤ちゃんがいます。一度出産・子育てを経験していることもあり以前に比べて気が楽という横峰さんですが、次の赤ちゃんは女の子ということもあって、「また新たな悩みも生まれそうです」と苦笑気味にお話されます。

「辛いこともありますが、子育て中の楽しいことやうれしいことってふいにやってくるお母さんへのご褒美だと思うんです。最近では私がお腹を痛がっていると、息子が寄ってきてほっぺにチューをしてくれるんですけれど、どんなに体がきつくても、その一瞬でつらさは消えてしまいます。それにインスタに投稿すれば、そんな幸せの瞬間や貴重な癒しタイムを何度も見返せますもんね。子育ては大変だからこそ、楽しかった思い出を意識的にたくさん集めること。それが、想定外の事態に弱くて、心配性な私が見つけた子育てのヒントです」

子育てには悩みや辛いことはつきものです。私たちはそれらについ目が行きがちですが、実はみなさんの日々の子育ての中にも「笑いの種」はいっぱい転がっているはず。まずは、今日ちょっとだけうれしかったことを、ひと言メモしてみるだけで、楽しい子育て生活はスタートするかもしれませんね。

 

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【プロフィール】
横峰 沙弥香  
SAYAKA YOKOMINE 

イラストレーター
2015年の出産を機に、育児記録を絵日記にし始めインスタグラムに投稿。瞬く間に人気インスタグラマーと呼ばれるように。日常の何気ない子育ての楽しさや笑えるエピソード、そして共感を生む母親としてのストレスまでをイラストで表現。ママのみならず、多くの女性やパパを惹きつけています。著作「まめ日記」「まめ日和」全国の書店で発売中。インスタグラム フォロワー数:320千人(※フォロワー数は2017年7月現在)

≪横峰さんインスタグラムはこちらから≫
https://www.instagram.com/sayakayokomine/

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≪横峰さんの新刊情報≫
『まめ日和』(光文社)  2017年7月19日発売

2016年1月にスタートした『WEB女性自身』の連載「まめ日記」から厳選した44本のコンテンツをもとに、特別に描き下ろし。子育てに奮闘する横峰さんの子育て絵日記第二弾となる本作では、大人気の“1コマ育児あるある”が、短編ストーリーになりました。 1コマでは書き切れなかったまめちゃんの暴れん坊っぷり、かわいさ、横峰家の笑いに溢れた日常が詰まった1冊です。

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