最近増えている妊婦のための
「マタニティタクシー」とは?

2014.06.17

ミキハウス編集部

退院時に利用したい便利な「キッズタクシー」

なお、同社の場合、退院時の送迎には陣痛タクシーは使用できず、代わりに「キッズタクシー」を利用することになるそうです。チャイルドシートが完備され、赤ちゃんを正しくシートに乗せるのも、乗務員がやってくれます。また、ワゴンタイプのタクシーなので、いただいたお祝いやその他荷物が多くても、きちんと運ぶことができます。

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こちらは、1時間の時間制で4650円+チャージ620円=5270円。乳幼児と家族の送迎だけでなく、たとえば、小学生を学校からお稽古事の会場まで連れていったり、家に送り届けたりする場合にも利用でき、より長い期間、子どものいる家庭をサポートしてくれるサービスだといえるでしょう。

キッズタクシーの乗務員は、すべて希望者。決められた場所に送り届けたときに、保護者に無事届けた旨のメールを送ったり、車内で子どもと話した内容を保護者に伝えたり、利用者が安心できる工夫がなされています。

より親密な人間関係が築けるので、子どもたちがキッズタクシーから卒業する日がくると、泣いてしまう運転手さんもいるそうです。もちろん子どものほうも、感謝の手紙を送るなどして別れを惜しむとか。強力なサポート役として、このような大人たちが子どものまわりにいてくれることは、親にとってはとてもありがたいことですね。

妊娠がわかり、出産する病院が決まったら、ぜひ、自分の住んでいる地域で陣痛タクシー、マタニティタクシーが運行しているか、調べてみてはいかがでしょうか? 「陣痛タクシー」「マタニティタクシー」+「ご自身の住んでいる地域」(例:陣痛タクシー 大阪)で検索すると、該当エリアでサービスを提供しているタクシー会社を見つけることができます。

 

【関連リンク】
日本交通株式会社 陣痛タクシー
http://www.nihon-kotsu.co.jp/taxi/use/jintsu.html
日本交通配車センター
03-5755-2151

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