どうしたらいい? 「ファーストクリスマス」の祝い方・楽しみ方

どうしたらいい?
「ファーストクリスマス」の祝い方・楽しみ方

妊娠・出産インフォ

赤ちゃんが生まれてからの行事はいろいろありますが、「ファーストクリスマス」も盛大にお祝いしたいもの。でも、今までの“恋人たちのクリスマス”や“夫婦のクリスマス”とは趣が違うため、どうやって祝ったらいいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

こちらも参考にしてみてください。
今年ファーストクリスマスを過ごす人の8割が、赤ちゃんにプレゼントする予定!その予算と内容は?

あわせてこちらもお読みください。
ファーストクリスマスを動画に残そう! プロに聞いたビデオ撮影のコツ

 

まだ0歳だから…ファーストクリスマスに関するパパ・ママの悩み

ファーストクリスマスをこれから経験するパパ、ママから「子どもがまだ小さいから」という理由で、こんな声が聞かれました。

「ファーストクリスマス自体をするかどうか悩んでいる」
「プレゼントはあげなくてもいいかな」
「ごちそうやケーキを用意しても食べられないし…」

日本初のアニヴァーサリー・プランナーにして、SOCO’S Anniversary代表の辰元草子さんは、そんなパパ・ママの迷いに、次のようにアドバイスします。

「お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句など、日本には伝統的に受け継がれている赤ちゃんが主役の記念日があります。公衆衛生や医療が今のように整った環境でなかったころは、7日、30日、100日と、無事に成長したことを節目で祝い、それからの未来も健やかであるようにと、祈るような気持ちでいました。

クリスマスは、日本の伝統文化ではありませんが、今の私たちには生活に根付いたひとつの行事。カップルでお祝いしていたクリスマスに、初めてわが子が加わる日=それがファーストクリスマス。思い出深い日になるに間違いありません」

辰元さんは、「すべての人に訪れるアニヴァーサリー(記念日)を思い出に残るものに」という気持ちで、キッズパーティのプランニングや運営に関して、イベントや著書で多くのママや子どもたちにアドバイスを送ってこられました。今回は、ファーストクリスマスについて、プロならではのお祝いの仕方を教えていただきましょう。

飾りつけの基本は「テーブルクロス」「ガーランド」「バルーン」

―――では、さっそく「パーティ3原則」からお話ししますね。

お家のリビングやダイニングを使ってパーティを開くとき、この3つをかけたり、飾ったりするだけでガラッとお部屋の雰囲気が変わります

firstxmas_01

【1】テーブルクロス
面積が大きいので、部屋に色を加えることができます。でも、布のものだとこぼして汚れる、洗うのが面倒だと思う方もいらっしゃるでしょう。そこでおすすめなのが、シャワーカーテン。汚れても濡れてもいいし、テーブルのサイズにも合うんです。それから、カラフルなものが多いのも嬉しいところ。100円ショップ、300円ショップにあるもので十分です。裏はずれないように、マスキングテープで留めるといいでしょう。

色は赤色や、赤と白のストライプなどがいいと思います。どぎついかなと思われるかもしれませんが、お皿は白ということも多いので、とてもきれいに映えます。クリスマスっぽい濃いグリーン色のテーブルクロスだと、写真に撮ったときにトーンダウンするので注意してくださいね。

【2】ガーランド
いくつかの飾りが連なっている壁飾りのことです。これも1セットあるだけでパーティ感がアップします。メリークリスマスと書かれた市販のものもありますが、画用紙で自分の好きな色でつくるのもおすすめ。簡単にできちゃいます。

【3】バルーン
空中にぷかぷか浮くものは入手しにくく高級なので、これも100円ショップなどにある普通の風船で大丈夫です。それをふくらませてテープでとめて、壁に貼るのがポイントです。貼ると浮いているように見えますし、目線より上にするのが華やかにするためのテクニック。風船を膨らませるのは男性のほうが早いので、パパにお願いするといいですよ(笑)。

離乳食もパーティ仕様にできる!

firstxmas_03

―――次は、フードについて。こちらも非日常感を演出するものとしてひと工夫したいものです。

まずは、「高さ」を出しましょう。ケーキスタンドを用意して、お菓子を飾ったり、マシュマロやミニシュークリームを高く積んで山のようにしてみたり。なぜ、これが特別感につながるかというと、ふだんは実用的なことを考えて、平らなお皿に料理をのせて、手に持ちやすいお椀や茶碗に汁物やご飯をよそいますよね。だからこそ、いつもと逆のことをすればいいのです。

あとは「ピック」を使うこと。スペイン料理のピンチョスみたいな感じで、いろいろなものをピックでさしたり、旗のついた楊枝を小さめのサンドイッチやハンバーガーにさしてみたり。それだけでいつもと違う雰囲気を演出できます。

firstxmas02

星形のクッキー型を使うと、クリスマスらしい感じが出ます。サンドイッチやホットケーキを星形にして、うまく積み重ねて星の飾りをトップにつけたら、小さなクリスマスツリーに! サンタクロースの飾りとピックを組み合わせるのもかわいいですよ。

ただ、今回はファーストクリスマスですから、これらは大人用ですね。赤ちゃんのために、離乳食をクリスマスバージョンにしてみてはいかがでしょうか?たとえば、透明なグラスにほうれん草のすりつぶしたものを入れて、白いおかゆとイチゴやトマトをすりつぶしたものをそれぞれ層にして重ねて入れる。クリスマスカラーになってきれいですよね。

サンドイッチ用のパンくらい食べられる月齢だったら、スプーンの形や星の形にくりぬいて、軽くトースト。手に持たせて、おせんべいみたいにして食べさせてみては? かわいいですよ。

子どもが覚えてなくてもいい…祝った様子をいかに写真に残すかが大事

―――赤ちゃんのときの行事は、どうやって写真に残すかが大事です。自分はこうやって祝ってもらっていたんだということを残すことが、子どもへのプレゼントだと思います。

firstxmas_04

たとえば、パパがサンタクロースになって登場して泣いちゃった、というのもいい思い出になりますよね。少し大きくなって写真を見ながら、「パパがサンタの真似をしていたんだね」と話すのも素敵だし、いろんなストーリーがそこに生まれると思うのです。

もらったプレゼントも、贈ってくれた人と赤ちゃんとともに写真に残してみてはいかがですか? 

やってもらったことも、いただいたものも、残念ながらそのとき記憶に残らないけれど、だからこそ、親がどうやって記録に残してあげるかが大事なポイントだと思います。

赤ちゃんにサンタの帽子をかぶせて写真を撮るのもおすすめです。とってもかわいくて、ファーストクリスマスらしい写真になります。あと、写真はパーティの最初のほうに撮っておくのが鉄則。テーブルのフードや飾りつけがきれいなときに済ませておくのがベストです。

ファーストクリスマスは“おもてなしの心”を育てる最初のステップ

―――子どものお祝いをするという行為は、そのとき楽しかったということだけじゃないと思います。

小さいころからお祝いをされてきた子どもは、「人にもお祝いしてあげたい」という気持ちが育つもの。私の長女は高校1年ですが、お友だちへのサプライズパーティを企画したり、私や主人にとてもかわいいバースデーカードをくれたりします。“おもてなしの心”とは、やはり「育む」「育まれる」もののだなと改めて感じます。

準備は早めに少しずつ始めたほうがいいと思います。そして最後に、もう一つだけアドバイス。それは、パーティの最中は笑顔でいること。ママもパパも笑顔でいることが赤ちゃんへの何よりのプレゼントになるはずですから。

 

tatsumoto_prof

【プロフィール】
辰元草子(たつもと・そうこ)
アニヴァーサリー・プランナー
一般社団法人日本アニヴァーサリー・プランナー協会 代表理事、SOCO’S Anniversary(ソーコズ・アニヴァーサリー)代表
広告コンサルティング会社勤務、結婚、出産を経て、2006年キッズパーティをプロデュースするSOCO’S ANNIVERSARY設立。ママの目線に立ったパーティが評判を呼ぶ。2013年4月からはアニヴァーサリー・プランナー養成スクールを開講。著書に、『簡単なのにセンスがいい! はじめてのお誕生会』『親子で楽しむ12ヵ月のキッズイベント』(ともに講談社)がある。
SOCO’S Anniversary
http://www.socos-anniversary.com

妊娠・出産インフォ トップに戻る