新入園の季節
この春、子どもを保育園に通わせるママ・パパに読んでもらいたいお話

ミキハウス編集部

4月に配られる年間スケジュールはしっかり確認しておきましょう

新入園 パパと赤ちゃん

――園によって違いはあるとは思うのですが一般論として、保育園では年間を通じてどんな行事が予定されているのですか? 働いているママ・パパが平日に休みをとって園に行くことはどれくらいあるのでしょうか。

田所さん:親子で参加する保育参観、夏祭り、運動会などと、ハロウィンなどの子どもたちのイベント、保護者だけで集まる保護者会など、園で行われる行事には大きく分けて3つのタイプがあります。親子で参加する行事は基本的に日中行われるので、保護者の方がお休みを取りやすいように早めにお知らせしています。保護者会なども同じです。4月にお配りする年間スケジュールにも入っていますから、早めに予定に入れていただきたいと思います。保護者会は働いている保護者の方が集まりやすいように、夕方や夜に行う園もあります。

――わが子が保育園でどうすごしているのか、どんなお友だちがいるのかを直接見ることのできるチャンスですから、仕事の都合がつくのであれば行事にはちゃんと参加したいですね。

田所さん:それができれば安心だと思います。ちなみに都内の保育園では年に12回、つまり月1回は避難訓練をしています。子どもたちを避難させる練習だけではなくて、職員が消火訓練をしたり、不審者の通報があった時の対策など、あらゆる場合を想定して、子どもたちを危険から守るためのシミュレーションを繰り返して行っているんです。大切な命をお預かりしているわけですから、そういうことはやりすぎるということはありませんからね。

ママと赤ちゃん

田所さん:ほかにも保育園で細心の注意を払っているのは、食物アレルギーを持つお子さんへの対応です。お子さんに食物アレルギーがある場合は、まずお医者さまからの指示を書類にして持ってきてもらい、それを基に保護者の方と一緒に園でのアレルギー対応を考え、具体的な実施計画書を作成することになります。保育士は実施計画書に基づいて献立をチェックし、保護者の方にも確認していただきます。その食事は給食室でチェックを受け、担任同士でも最後のチェックをして、はじめて子どもさんにあげることになります。アレルギー対応を間違えると命に関わりますから、そこはとにかく慎重に行っているんです。

――アレルギーを持つ子どもたちは増えているんですか?

田所さん:増えていますね。ちょっと前まではアレルギーのお子さんにも他の子と見た目の変わらない食事を提供しようという考えが主流だったのですが、今はあえて形を変えたりして、本人も周囲の子どもにもわかるようにするのがアレルギー対応の基本になってきました。それは決して差別ではなくて、ひとりひとりの違いを認め、命を守るために必要なことについて教えていくということだと思います。

次のページ 保育士さんはわが子の成長を見守ってくれる子育てのパートナーです

この記事をシェアする

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

あなたへのおすすめ

おすすめの記事を見る

記事を探す

カテゴリから探す

キーワードから探す

妊娠期/月齢・年齢から探す