沐浴のやり方 ポイントと手順をまとめました

ミキハウス編集部

赤ちゃんはたくさん汗をかき、うんちやおしっこもします。肌も大人の皮膚の半分の厚みしかなく、とてもデリケートなので沐浴で体を清潔にしておかないと、あせもや湿疹・肌トラブルの心配も。そこで本記事では沐浴の手順をポイント別に詳しく解説してきます。

 

実践する前に知っておきたい沐浴のポイント

■沐浴の回数は?

基本は、1日1回。ですが体調が悪い時には無理をする必要はありません。お湯で濡らしたガーゼで首周りや股周りを拭いてあげるだけでも大丈夫です。

とても汗をかいた日は、2回入れたいなということもあるかと思います。その場合、たとえば昼間はお湯を張ったベビーバスで汗を流すだけにし、夕方や夜の沐浴の際に石鹸で洗ってあげるなど、石鹼を付けて洗うのは1日1回で大丈夫です。

■目安の時間は?

7分〜10分ぐらいが目安です。あまり長い時間になってしまうと赤ちゃんの負担が大きくなってしまうので、そのぐらいの時間でさっと済ませると安心です。

■お湯の適温は?

お湯の温度ですが、夏は37℃~40℃、冬は40℃~42℃くらいが適温です。湯音計があると便利ですね。ママ・パパもひじの内側などをつけてみてで熱すぎないか、ぬるすぎないか確認してくださいね。

■必要なものは?

まずはベビーバスです。たとえばエアタイプの柔らかいものなどは、使わないときにコンパクトになり、持ち運びもしやすく柔らかいので赤ちゃんが当たっても安心。なにかと使い勝手がいいのでおすすめです。

そして洗面器。目を拭いたり、顔を拭いたり、最後のかけ湯に使いますので、片手で持ちやすそうなものを1つ準備しておくといいでしょう。

あとは石鹸です。泡で出てくるタイプ、固形タイプ、液体タイプなど、赤ちゃん用であればどれでもいいので使いやすいものを準備してください。

忘れてはならないのが目や顔を拭くための小さいガーゼ。もう1枚、長方形のガーゼもご用意ください。これは赤ちゃんをお風呂に入れるときに、赤ちゃんがびっくりしないように胸の上にかけるものになります。

お風呂上がりに必要なのがバスタオル。細かいところを拭く用と、正方形で赤ちゃんを全身すっぽりと包むためのものがあると安心です。

また保湿用のスキンケアセットも用意しておきましょう。赤ちゃんのスキンケアは清潔さと潤いを保つことが必須です。沐浴できれいになった後には、保湿剤をたっぷり塗ってあげてくださいね。

参考記事:赤ちゃんのスキンケア最前線“保湿剤ベタベタ塗り”が推奨されている理由

こちらが沐浴セット(ベビーバス、洗面器、石鹸、ガーゼ2種、バスタオル2種、保湿剤)です。

沐浴セット

あと忘れてはいけないのがお着替えのセット。お風呂上がりの湯冷めを防ぐためには、お洋服のセットをしてから沐浴してあげてくださいね。

沐浴後のお着替えセット

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