3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

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赤ちゃんの発育とお世話のポイント

生まれてからの1年間で、からだも心もぐんぐん成長する赤ちゃん。本記事では、月齢を追って、赤ちゃんの様子とお世話のポイントを取り上げます。発達には個人差があるため、おおよその目安として考えてください。なお発達のスピードとその子の能力・才能の有無とは関係がないので、あまり気になさらないでくださいね。

 

【0か月】

昼夜の区別なく2~3時間おきに目を覚まし、おっぱいやミルクを飲む以外は、ほとんど眠っています。部屋の室温や環境を快適に保ち、赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいやミルクをあげましょう。新生児訪問でママのからだや赤ちゃんの発育について相談できます。赤ちゃんのスキンケアも忘れずに。

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【1か月】

起きている時間が次第に長くなります。足を動かしたり、こぶしを口に持っていくことも。ママ・パパの表情や声音が分かるようになってきますから、笑顔でやさしく接しましょう。1か月検診でママと赤ちゃんの健康状態をチェック。

【1か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【2か月】

予防接種を始める時期です。「あ~」「う~」と声を出すように。動くものを目で追ったり、顔の前に手を持ってきてじっと眺めたり、声がする方に顔を向けたりするようになります。1日10分程度、決まった時間にお散歩に出かけるようにすると生活のリズムがつけやすくなります。

【2か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【3か月】

体重は出生時の約2倍になり、首もしっかりしてきます。あやすと声を出して笑うなど感情表現が始まります。お住まいの自治体が3~4か月健診を行っているなら、成長を確認してもらいましょう。

【3か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【4か月】

昼夜の区別がつき始めます。朝授乳し、お散歩に行ったらお昼寝するなど、毎日の生活リズムが整うと、夜の授乳なしで眠れる子もいます。手足をバタバタさせて喜んだり、からだを反らせて泣くなどからだ全体で感情を表すようにもなります

【4か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【5か月】

人見知りや夜泣きが始まります。また様子を見ながら離乳食を始める時期。首がすわって、寝返りができるようになります。近くのものに手を伸ばしてつかむようになるので、周囲に危ないものを置かないようにしましょう。また母体由来の免疫が切れて病気にかかりやすくなるので、外出時にも注意が必要です。

【5か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【6か月】

からだを支えてあげるとおすわりができるように。寝返りが上手になり、目を離すと思わぬ場所まで移動することも。悲しい、さみしいなどの細やかな感情も発達してきます。夜泣きがひどい場合は、ママとパパが協力して赤ちゃんにつき合って。乳歯が生え始める子もいます。6~7か月健診で体の発達、精神面の発達もチェックしてもらいましょう。

【6か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【7か月】

おすわりが次第に上手になり、指を起用に使ってモノをつまめるようになります。ママ・パパの声かけに動作や表情で反応できるようになるので、たくさん遊んであげましょう。離乳食は1日2回になり、口をもぐもぐ動かして食べるようになります。

【7か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【8か月】

ハイハイを始める赤ちゃんも。安全な場所で思い切り運動させてあげましょう。記憶力が育ち、「いない、いない、ばあ」などを喜びます。食事の量も増えてきますが、離乳食の後のミルクやおっぱいは欲しがるだけ与えましょう。

【8か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【9か月】

離乳食は1日3回、お昼寝は午前と午後の1回ずつになり、つかまり立ちを始める子もいます。人に興味を持ち始める時期で、後追いも始まります。自我が芽生え、おむつ替えを嫌がったり、手を差し伸べて抱っこをせがんだりするようになります。9~10か月健診を受けましょう。

【9か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【10か月】

好き嫌いの感情がますますはっきりして、欲しいものを指さす、嫌ならママ・パパの手を振り払うなどの行動も見られます。つかまり立ち、伝い歩きができるようになったら、外で遊ばせてあげましょう。手先が起用になり、離乳食を手づかみで食べる子もいます。この時期になると夜の授乳は栄養面では必要ありません。

【10か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【11か月】

足の力だけでからだを支え、バランスを取って立っていることができるようなれば、ファーストシューズを用意する頃です。昼寝は1日1回になり、言葉を理解できるようになり、「ちょうだい」と言うと持っているものを渡したりします。歯みがきの習慣を身に付けましょう。

【11か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

 

【12か月】

離乳食でほとんどの栄養を摂るようになります。足りない栄養は1日1~2回のおやつで補います。「ママ」や「ブ―、ブー」など意味のある言葉を話し始める子もいます。人との関わり合いやコミュニケーションがますます楽しくなる時期ですから、ママ・パパはたくさん声がけをしてあげましょう。

【12か月】3分で読める「産後1年間」の子育てガイド

ちなみに「新生児」とは生後28日未満(生まれた日は0日)までの赤ちゃんのこと。生後4週をすぎ1歳のお誕生日までは「乳児」と呼ばれます。満1歳から小学校の就学期までは「幼児」。「小児」と呼ばれるのは7歳以上、15~17歳までの思春期以前の子ども(※)です。

生後日数の数え方とお祝い

【赤ちゃんの生後日数の数え方】

赤ちゃんの生後日数の数え方には、ふたつの方法があります。まず、予防接種や健診などに使う一般的な数え方。これは生まれた日を生後0日とし、生まれた日の翌日が生後1日です。同じく生まれた週は生後0週、生まれた月は生後0か月になります。

もうひとつは、赤ちゃんの誕生日を生後1日とする日本古来の数え方。これは赤ちゃんの誕生や成長を祝う行事に用います。その数え方をもとに、1歳までの祝い事をいつ行えばいいのかを下記にまとめました。

【1歳までに行う伝統行事】

〈お七夜〉

赤ちゃんが生まれて7日目に赤ちゃんの名前を家族に披露する「命名式」を行います。最近ではこの日に手形や足型をとることもあります。

〈お宮参り〉

氏神さまに赤ちゃんの誕生を報告します。参拝は男の子が生後31日目または32日目、女の子は生後32日または33日目に行なうとされています。

〈お食い初め〉

赤ちゃんが一生食べる物に困らないようにという願いを込めて、出生日から数えて100日目に家族で祝い膳を囲みます。

 

いずれの行事もやり方は地域によって異なりますので、確認してください。また出生届の提出期限も「出生の日から14日」ですから、一般的な数え方だと13日目までです。遅れないように気をつけましょう。

〈参考資料〉
※ 医療法施行規則第十六条に関する疑義について(厚生労働省/昭和31年)
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta0783&dataType=1&pageNo=1

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