誤飲、転落、窒息、やけど 〈室内のリスク〉から赤ちゃんを守る
〜赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(17)〜

2024.01.18

ミキハウス編集部

日々成長、発達する赤ちゃん。できることが多くなってきてママ・パパはうれしいと思う反面、“思いもよらぬ動き”にヒヤッとすることも。そこで今回は、赤ちゃんにとって安全な部屋とはどんなものか、赤ちゃんの成長を先回りした環境づくり等についてまとめていきます。

 

【0~3か月ごろ】窒息や転落の原因になりそうなことに気をつけましょう

【0~3か月ごろ】窒息や転落の原因になりそうなことに気をつけましょう

この時期の赤ちゃんはほとんどの時間を眠っているようでも、視覚、聴覚などの感覚や運動能力は目覚ましく発達していて、音のする方を見たり、手足をバタバタさせたりします。また、3か月ごろになると首がすわり、顔の向きを自由に変えられるようになると、より外の世界に関心を持つようになります。

寝返りもまだなので心配はいらないだろう…そう思いがちですが、手足を動かしているだけでからだが移動しているなんてこともあります。

たとえばベビーベッドやソファの上に寝かせていたら落ちそうになっていた。近くに置いていたぬいぐるみやクッションが赤ちゃんの顔の上に覆いかぶさっていた、などヒヤリとすることもよくあるようです。

短時間でも転落防止柵のないところに赤ちゃんを寝かせない、ベビーベッドの中に小物を置かない、うつぶせ寝にしない、敷布団は硬めのものを使う、敷シーツをたるみのないように敷くなど、窒息や転落の原因になりそうなことに気をつけたいものです。

また、敷布団の上には防水シーツ、キルトパッドを重ね、その上から全体を覆うようにフィッティングシーツをぴったりとかぶせることにより、シーツのよれやまくれ上がりを防ぐことができます。

0~3か月ごろの室内リスクと注意すべきこと

次のページ 【4~6か月ごろ】寝返りができるようになると目が離せなくなります

この記事をシェアする

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

あなたへのおすすめ

おすすめの記事を見る

記事を探す

カテゴリから探す

キーワードから探す

妊娠期/月齢・年齢から探す