おっぱいやミルクだけでぐんぐん成長してきた赤ちゃん。生後6か月頃をすぎ、おすわりができるようになって、大人の食事に興味をもっているようなら、離乳食を始めるタイミング。
でも何をどんなふうに与えたらいいのかわからないと悩んでしまう新米ママ、パパも多いようです。そこで本記事では前編と後編に分けて離乳食の基本情報から、進め方などについてまとめます。
離乳食はいつ頃から?
目安となるのは生後5、6か月をすぎる頃。
ママ、パパが支えてあげるとおすわりができるようになり、大人の食事をじっと見ていたり、よだれを垂らしてお口をもぐもぐ動かすようになったりしたら、そろそろ離乳の準備を始めるサインです。
まずは、ノンカフェインのお茶や果汁など、おっぱいやミルク以外の味の飲み物を試してみましょう。離乳食は少しずつ硬さや形のある食べ物に慣れるように段階を踏むことが基本。赤ちゃんは一人ひとり成長や発達の度合いが違うので、あせらず、食べることは楽しいと思えるよう、その子に合わせて無理のないようにゆっくりすすめましょう。
離乳食づくりは市販のベビーフードも参考に
離乳食を手作りする前に、市販のベビーフードを買ってみてもいいでしょう。味つけやなめらかさの具合も把握できるので、自分で作るときの参考にもなりますよ。
市販のものを食べさせるのは抵抗があるという方もいらっしゃるかと思いますが、その心配はいりません。
一般的に販売されている日本のベビーフードは、十分な衛生管理のもと基準を設けて製造されています。塩分量も基準内で調理されており、食品添加物の使用も限定的で、豆腐のにがり、酸化防止のビタミンCなど最小限。さらに残留農薬、遺伝子組み換え食品なども管理されており、商品表示もしっかりなされているので、安全面での心配もいりません。なお使用するときは、月齢に合ったものを選ぶようにしましょう。