汗っかきの赤ちゃんが1日のほとんどの時間をすごすベビー布団は、敷きっぱなしにしてしまうと、湿気がこもってカビの原因になることがあります。アレルギーから赤ちゃんを守るためにも、カバー類やキルトパッド・防水シーツなどは洗い替えを準備して、こまめに洗うのはもちろん、赤ちゃんの快適さと健康のために、ちょっと高価でも丸洗いできる掛布団を用意してあげるといいかもしれません。
最近は、羽毛でもポリエステルでも家庭用の洗濯機で洗えて、へたりにくい掛布団があります。羽毛は軽くて保温性に富み、ポリエステルはほこりが出にくく扱いが簡単なのが特徴。生活や好みに合わせて選びましょう。
また側生地にハウスダストやダニ、たばこの煙、花粉の侵入を防ぐ特殊な加工が施されていて、中の羽毛が汚れにくくなっている掛布団もありますから、チェックしてみてください。
3~4歳ぐらいまで使えるサイズ感。お昼寝用にも活躍します。
ベビー用の敷布団のサイズは横が70㎝で縦は120㎝。赤ちゃんが体を自由に動かせるようになる1歳ごろには、寝返りしただけではみ出してしまうようになるかもしれません。
掛布団は横95㎝、縦120㎝が標準的な大きさです。大人の布団の半分ぐらいの大きさなので、子どもなら肩口から足先までカバーできますから、5~6歳ぐらいまでは使うことができます。
夜眠る時には小さくなってしまった布団でも、温かい部屋で昼寝する時なら充分使えます。小さい頃から使ってきた布団に愛着を感じて、使い続ける子どもも少なくないようです。いつまで、どんな風に使うかは成長したわが子の希望を聞いて決めてもよさそうですよ。
赤ちゃんのために作られたベビー布団には、安全性や健康への配慮が細部にまで行き届いています。赤ちゃんを待ち望みながら用意し、すやすやと眠るわが子の成長を見守っていくベビー布団。いつの日か、ママ・パパの子育ての思い出がいっぱい詰まった大切な宝物になりそうです。