「早生まれ」に有利、不利はある?
親の悩みを解決するために

2014.06.23

ミキハウス編集部

代表23人中10人も! 日本サッカー界には早生まれの逸材が多数

たとえばサッカーのワールドカップブラジル大会時の日本代表23人のうち、なんと10人が早生まれです。

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マンチェスター・ユナイテッド(英)の香川真司選手(3月17日)やキャプテンの長谷部誠選手(1月18日)をはじめ、GKの川島永嗣選手(3月20日)、権田修一選手(3月3日)、DFの今野泰幸選手(1月25日)、内田篤人選手(3月27日)、酒井高徳選手(3月14日)、MFの遠藤保仁選手(1月28日)、青山敏弘選手(2月22日)、FWの柿谷曜一郎選手(1月3日)と、代表選手の半数弱が早生まれです。ちなみにアルベルト・ザッケローニ監督も4月1日生まれと早生まれ。

日本サッカー協会では、1995年にFIFAのルールに則って、ジュニアユースやユースの代表選手をそれまでの学年別から、1月1日を区切りとするものに変えました。クラブや学校では今までどおり学年ごとにチーム編成がされるため、早生まれは体力面で優る同学年のチームメイトにもまれて練習をしています。心身ともに鍛えられているであろう早生まれの実力に着目し、2003年に初めて早生まれだけを集めた選抜試験を実施。ここで選ばれたのが、内田篤人選手です。

実は逆? 早生まれが味わう“お得感”

最後に、成人した早生まれのみなさんに「早生まれの本音」「早生まれでよかったこと」を聞いてみました。

「大人になると同級生よりも、1年若い期間が長い」(30代女性・1月生まれ)
「早生まれのほうが早くいろいろなことが経験でき、結局は成長のスピードも速い気がする」(30代男性・1月生まれ)
「小さいころはみんなと同じことをしても、『早生まれなのに頑張っている』と過大評価してもらえました」(40代女性・3月生まれ)
「クラスの中でいちばん身長が低くて『4月生まれだったらな』と思っていましたが、小さいのはDNAのせいでした(笑)。これから得することがいろいろあると思うので、うれしい」(20代男性・1月生まれ)

そのほか、「早生まれということをあまり意識したことはなかった」「差があるのは子どものときだけ」という意見も。

年齢が小さいときに主に体力面で差が出るのは仕方のないこと。各種データから人一倍がんばり屋さんになる可能性を秘めている、早生まれの子どもたちのよい面をみて、成長を見守ってみてはいかがでしょうか? 案外、子どもたちはたくましく成長していくのかもしれません。親が気にしすぎて心配しながら育てるより、子どもが早生まれだからこその成長を楽しみ、応援してあげるといいのかもしれませんね。

 

  1. *1:「Youngest Kid, Smartest Kid?」-The New Yorker

    http://www.newyorker.com/online/blogs/elements/2013/09/youngest-kid-smartest-kid.html?mobify=0

  2. *2:「The Lengthening of Childhood」David Deming, Susan Dynarski
    NBER Working Paper No. 14124 Issued in June 2008 http://www.nber.org/papers/w14124

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