なっちゃんの子育て日記 
vol.15 「はじめての保育参観」

横澤夏子さん

ふたりのお嬢さんが通う園の保育参観に行ったという横澤夏子さん。保育園での普段の様子が見られるよう子どもには、ママが来ていることは内緒。そのため横澤さんも “見習いの先生”に扮して参観したといいますが…どんな保育参観となったのでしょうか?


はじめての保育参観がありました。娘2人分の保育参観です。

お迎えの時でさえ、私の方に一直線の娘たち。参観できるのか不安でした。いっそのこと一緒に遊ぶのかな?と思いながら、保育園に向かうと先生から「こちらにお着替えください」と、ガチャピンとムックの可愛いエプロンとピンクの三角巾を渡されました。

家で用意したスリッパといつもしているマスクも取り替える徹底っぷりです。

“見習いの先生”という設定とは言え、バレるに違いない。でも先生は自信たっぷりに、「今までバレた方はいらっしゃいません!」と言い切ります。もしバレたら、今までの記録を破ることになってしまう…。これは絶対にバレてはいけない戦いになりそうだと意を決して、まずは長女の教室に入ります。


ちょうど長女は先生に髪の毛を結んでもらっていて、視界に入らず奥の席への到着に成功しました。長女のことを見たいけど、バレちゃう気がして目を逸らします。確実に怪しい見習いの先生です。ちなみに三角巾はこれでもかというくらい目深に被っています。マスクもあって目の幅しか隙間はありません。怖すぎます。

教室で長女を見てたら「ほら、お片付けしなさいよ…」などと口を出したくなるのですが、バレてしまうので口を閉じます。

園庭に出るとのことなので、ついていきます。さらに距離が近くなります。長女と目が合います。私に向かって『さんぽ』を歌っています。バレた!と思った瞬間に、長女から目をそらされました

「えっ…うそだ」――バレませんでした。

その後、次女のクラスが園庭に出てきました。次女は人見知り真っ只中なので、私を見つけたらすぐ抱きついてくるだろうと、もう腹を括ってどんと構えていました。

次女がこちらに向かってよちよち歩いてきます。私を見てニコニコしています。そのまま通り過ぎて行きます

「ええええ!?」

結果どちらにも気付かれなかったのです。朝まで一緒にいたのに…生まれてからずっと一緒なのに…子どもに見向きもされないなんてこんなに悲しいものなのかと、バレるバレない以前に打ちひしがれていました

じゃあ一体どこで、母親だと認識しているんだと自問自答するのも束の間、私が見たことのない保育園での自然な日常の2人を見ることができました。大感激です。

また先生との面談では、長女の担任の先生からは長女あるある、次女の担任の先生からは次女あるあるを聞いて「よく家でもやります」の連続で、ものまねまでしてくれて「それ保育園でもやってるんですか」と思いながら大爆笑の嵐でした。いろんな悩みを相談してスッキリして、とっても楽しかったと思える充実した時間でした。

アンパンマンのライトはガチャガチャで全種類ゲットしました!長女が、誰がどのキャラクターかを決めました

バレないように変装したものの、本当に気づかれないことにショックを受けてしまう横澤夏子ママ。たしかにママからすれば「たかがこの程度の変装でママをわからないなんて…」という気持ちになりますよね。それでも最後は楽しく充実した時間をすごされたとのことで、よかったです! 

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