なっちゃんの子育て日記 
vol.31「プリンセスな長女と大人と言われたい次女、お構いなしの三女」

横澤夏子さん

一番上のお嬢さんが4歳に。ということは横澤さんもママとして4歳。4歳ながらも、すでに3人のお嬢さんのママ。それぞれ性格も違い、やりたいこと、好きなものも違うお嬢さんたち。そんなかわいい子たちとの毎日を楽しむ4歳のママの、3月の日常はこんな感じ。


長女が4歳になりました。

誕生日プレゼントはアナと雪の女王のエルサのドレス。

クリスマス、サンタさんからのプレゼントは、ラプンツェルのドレスだったのですが、お誕生日欲しいものを聞くと、「エルサのドレス」と答えたので2着ドレスが揃いました。

朝起きて、すぐにパジャマからエルサに着替えます。朝ごはんになると汚れるのが嫌なので、エルサを脱いでパジャマを着ます。食べ終わると、エルサを着ます。トイレに行きたくなると、汚れるのが嫌なので、エルサを脱いでからトイレに行きます。トイレから戻ってきて、エルサを着ます。

保育園の準備をしようと、「洋服に着替えて!」と言ってからがとっても長い。パジャマからエルサはめちゃくちゃ速いのに、エルサから保育園の服になるのに時間がかかります。エルサが挟まらなければすぐに保育園の服に着替えられるはずなのですが、なんとも難しいです。

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クラスで大きくなったら何になりたいかをみんなの前で発表したそうで、全員分の発表内容が書き出されていました。長女の欄に、「ラプンツェルエルサ」と書かれていました。ラプンツェルとエルサが好きだからラプンツェルエルサと自作のプリンセスを作っています。

長女に名前を聞くと、「ラプンツェルエルサリトルマーメイドアナベルペロペロキャンディ〇〇(長女の名前)」と名乗ります。ものすごく長いのですが大好きなものだけを並べているらしくその名前で呼ぶと喜びます。まるで寿限無のようです。最近は長女も名乗ることが大変だと気付いたのか、「全部のプリンセスです」と、だいぶ省略して言っています。


2歳の次女は「大人」と言われることが大好きです。褒め言葉として「大人じゃん!」が最上級に嬉しい言葉らしく、私も夫も次女を褒めるときは「大人ー!」と言っています。

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「ベビーカーに乗らない!」と言い出した時、「乗ったら大人なんだけどなー。」と言うと乗ります。「ベビーカーに乗るなんて大人じゃん!」と言うのですが、果たしてベビーカーに乗ることが大人なのか? と言う疑問は置いといてベビーカーに乗ってくれたのでこちらの勝ちとなります。

逆に言われて嫌な言葉が「赤ちゃん」です。「赤ちゃんなの?」と言うと、「赤ちゃんじゃないよ!」と即否定してきます。私が次女に「赤ちゃんなの?大人なの?」と聞くと、じっくり考えたのち「私は……かわいい!」と答えて、家族みんなで笑ったことがありました。赤ちゃんでもなく、大人でもなく、ただただかわいいというジャンルがあるんだという次女ルールでした。

そんな長女と次女の2人に、立ち向かっている三女は2人が遊んでいるものが欲しくて仕方ないようで、取ってはなめて、取ってはなめての繰り返しです。「なめちゃダメだよ!」と長女と次女に言われても、お構いなくニコニコでなめています。意志が強いな…と思いつつも、長女も次女も昨日までなめてたじゃないのよ…とも思う今日この頃です。

※※ ※ ※

ひとりだけでも大変なのに3人も。楽しげに語ってくれていますが、本当に苦労されることも多いと思います。でも、横澤さんのような方が、そうやって子育てをポジティブに発信してくれるのは本当にすばらしいこと。子どもとの毎日は怒涛のようにすぎていくけど、これからもいっぱい、子どもとの時間を楽しんでくださいね。

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