今回の調査で人気だった、あったかで着ぐるみのような愛らしさを演出するアイテム。ミキハウスで商品企画を担当する太田江美さんに、同社で販売する『マイクロファー』シリーズについて、話をお聞きしました。
「触ると毛皮のような、しっとりとしたやわらかい手触りで、秋冬の防寒アイテムとして重宝するのがマイクロファーです。フードの部分に耳がついていて、ベージュ色のクマ、白色のうさぎのほか、今年はピンク色のうさぎも登場しました。赤ちゃんに誰もが着せたくなるアイテムのようで、今の時期は秋冬に赤ちゃんを産む予定のプレママのみなさんが購入することも多い商品です」
マイクロファーの特徴は何でしょうか?
「マイクロファーのやわらかさの秘密は、極細のポリエステル糸を使用しているため。毛羽抜けがしにくく、お洗濯しても風合いは変わりません。着ると、赤ちゃんの体温で温まった空気が、密集した細く長めの毛羽の間にとどまるので、とっても暖かいんです。また、表地はふわふわですが、裏地は綿なので、汗っかきの赤ちゃんの汗を吸い取ってくれるから、体が冷えないなど、機能性にも優れています。カバーオールタイプは前面にファスナーがあって、股の部分にホックがついていて、おむつ替えにも便利。さらに着たままチャイルドシートやベビーカーの安全ベルトの装着ができます。しかも手洗いが可能で、取扱いが簡単なのも魅力。かわいいだけでなく、とても使いやすいアウターです」(太田さん)
赤ちゃんに着せるものは、見た目のかわいらしさはもちろんのこと、機能性も重視して選びたいものですね。