場所や時間にとらわれない働き方
「テレワーク」は子育ての強い味方になる!

ミキハウス編集部

仕事と育児、どちらも大切に暮らしたい

続いては、実際にテレワークを実践している子育て世代のパパ・ママのお話を聞いてみましょう。

最初に紹介するSさんは、人材派遣会社で業務管理を担当する30代のママ。保育園に通う3歳の娘がいます。

「夫は出張が多く、子育ての戦力としては期待できないため、出産後にメーカーの事務職から在宅勤務ができる職場に転職しました。私がオフィスに出勤するのは月、水、金の週3日。10時出社で、16時には退社できます。火、木のテレワークの日は、自宅で9時に仕事を始め、お迎えに行く17時までパソコンの前にいます。在宅勤務の日でも、営業からの情報はオンタイムで入ってくるし、チャットでの打合せもあり、一人で仕事をしているという感じはありませんね。ただ、直接顔を合わせる機会が少ない分、コミュニケーションはまめにとるように心がけています。週40時間の勤務時間をクリアするために、夜も仕事をする日もありますが、家族でゆっくり朝食を食べ、平日も一緒に夕飯を作ったりと、仕事以外の時間は、娘のペースに合わせて生活できるのが、今は何よりうれしいです。娘が小学校に上がる頃には、在宅のシステムがもっと進化して、毎日家で『おかえり』と言ってあげられるといいなと思います」(Sさん)

一方、40代の男性Iさんは、IT企業に務めるキャリア20年弱のベテランエンジニアです。現在、専業主婦の妻と9歳の娘と2歳の男の子の4人でマンション暮らしをしています。テレワークを利用しているIさんが出社するのは週に1〜2回ほど。それ以外は自宅などで作業をしているとか。

「僕の場合は、基本的にパソコンがあればどこでも作業ができる仕事内容なので、会議や打ち合わせがない限り、自宅で仕事するようにしています。乱暴な言い方をすると会社としては“やることやってさえくれれば、どこで仕事してもいい”というスタンスなので、僕としてもすごく助かりますね。通勤のストレスからも解放されますし、子どもの幼稚園の送り迎えなんかもやったりできますし。子育て中のお父さんは、テレワークはおすすめだと思いますよ。だって子どもと触れ合える時間は絶対的に多くなるし、子どもと触れ合いたいから、18時までにこの資料をまとめようとか、仕事の無駄時間を省く意識も働く。多くの人が、こういう働き方ができるようになるといいですけどね」(Iさん)

続いて30代の会社員Hさん。出版社に務める傍ら、現在5歳と3歳、ふたりの男の子のパパとしても奮闘中のHさんですが、週に1〜2度は在宅でお仕事をし、仕事と子育て(家事)のバランスをうまく保っているそうです。

「仕事柄、不規則な生活をしているんですけど、作業や仕事の進め方については個人の裁量に任されている部分が大きいので、結構自由に時間を組み立てて出社したり、社外で仕事したりしています。こういう仕事の仕方に向いている人と向いていない人、どちらもいると思うのですが、僕は完全に前者。会社でデスクに向かってっていうのがどうも合わない(苦笑)。自由に働けるけど、会社からは当然結果も求められるので、それには応えるようにしています。もちろん、通勤時間も省けるので、その分、家のことをやれるのはすっごく助かっています。子どもの幼稚園の送り迎えやスーパーへの買い物、掃除や洗濯なんかも時間を調整してやっています。意外と掃除や洗濯って気分転換になるんですよね」

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子どもの成長とともに、親の役割や存在感は変わっていきます。その時々の状況に合わせて、テレワークを上手に活用すれば、仕事で成果をあげながら、家族との時間を楽しむことだって、難しくはなさそうです。パパ、ママともにテレワークを利用することができれば、家族の時間はより一層充実するのではないでしょうか。

 

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