3人に2人が経験アリ 
デジタル時代、夫婦で「あえての手紙」がもたらすもの

2021.01.28

ミキハウス編集部

約95%のママ、パパが手紙で絆が深まったと回答しました

約95%のママ、パパが手紙で絆が深まったと回答しました

最後に、ミキハウスのアンケート調査「夫婦、子育て、そしてお手紙」について簡単にご紹介します。

〈調査概要〉

ミキハウスのアンケート調査「夫婦、子育て、そしてお手紙」についての調査概要

【ご夫婦で手紙のやり取りをしたことがありますか?(複数回答)】

【ご夫婦で手紙のやり取りをしたことがありますか?(複数回答)】

回答を寄せてくださった8,365名のうち、約66%の5,516名のママ、パパが結婚前、結婚後、出産後のいずれか、もしくは複数のタイミングで、パートナーと手紙のやり取りをしたことがあると答えています。

手紙のやり取りをしたことがあると答えた人だけに、もっとも印象に残っている手紙のやり取りはどのタイミングのものかを尋ねると、最も多かったのは結婚前の手紙の63.2%で、結婚後の手紙が続く16.8%、出産後の手紙は7.5%となっています。ママとパパの関係が安定して、子育てで忙しくなると、気持ちを伝え合う機会が少なくなってしまうのかもしれませんね。

【「もっとも印象に残っている手紙のやり取り」は、ご自身やパートナーにとって、うれしいものでしたか?】

【「もっとも印象に残っている手紙のやり取り」は、ご自身やパートナーにとって、うれしいものでしたか?】

「とてもうれしかった/とても喜んでもらえた」(77.0%)と「うれしかった/喜んでもらえた」(19.2%)を合わせると、実に96.2%は相手を喜ばせるものだったことが分かります。結婚前に夫からもらった手紙がとてもうれしかったというママは、「なかなか字を書かない時代だからこそ、直筆だと特別に感じる」(ママ、子ども:10か月)と答えてくれました。

「夫が一生懸命書いてくれた文字、一文字、一文字に愛が溢れます」(ママ、子ども:2歳、0歳)というコメントは産後、慣れない子育てに疲れ切っていた時に感謝の言葉を綴った手紙を渡されたママからです。「書いているときが楽しい」(パパ、子ども:10か月)と書くことを楽しむ声もありました。

【「もっとも印象に残っている手紙のやり取り」はご夫婦の関係性にとって、どんな影響があったとお感じになりますか?】

【「もっとも印象に残っている手紙のやり取り」はご夫婦の関係性にとって、どんな影響があったとお感じになりますか?】

最後は手紙が夫婦の関係性に及ぼした影響について聞きました。手紙のやり取りをしたほとんどのママ、パパが手紙は夫婦の絆を深めるものだったと答えていて、「夫婦の絆を大きく深めるものだった」(56.4%)と「夫婦の絆を深めるものだった」(38.2%)を合わせると94.6%になります。

夫婦の絆を深めたという答えの中には、「続けていきたい文化だと思います。相手に自分の気持ちを伝えるということは、生涯大切にしていきたいです」(ママ、子ども:3歳と0歳)という意見や「手紙を書き、読んでいる時間はゆっくり時間をかけて自分の気持ちと向き合える時間になるので大切」(ママ、子ども:7か月)など、相手に気持ちを伝えるためだけでなく、自分の気持ちを確認するためにも欠かせないという意見も目立ちます。

また、最初の問いで、「手紙のやり取りをしたことがない」と答えた2,862名の方の中からも「文字から思いが伝わると思うので、より気持ちが通じ合えると思う」(ママ、子ども:7か月)や、「いいと思う。産後は子ども中心の生活になり、夫婦の間の会話が極端に減ったので、直接口では言いにくい日々の感謝などを手紙にしたいと思う」(ママ、子ども:10か月)など、肯定的な意見が多く見られました。

子育てや仕事に忙しい毎日だけれど、ちょっとだけ時間を作って感謝の言葉を文字にしてみませんか?

今の時代、あえて手間をかけて手紙を書くことは、愛情や思いやりを形にして相手に届けることなのかもしれません。子育てや仕事に忙しい毎日だけれど、ちょっとだけ時間を作って感謝の言葉を文字にしてみませんか? あなたがパートナーに送る手紙は、きっとふたりの絆を深めてくれることでしょう。

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