おなかの赤ちゃんのために準備しておくものの中でも、肌着は種類がたくさんあるし、素材もいろいろでプレママ・プレパパは迷ってしまいますね。そこで今回は、肌着の種類と用途、どんなものを何枚ぐらい揃えたらいいのか、どうやって着せるのかなど、「新生児期の肌着」について、紹介していきましょう。
赤ちゃんの肌着の種類と素材について
■新生児向けの肌着の種類
新生児用の肌着は大きく分けて以下の3種類です。どの肌着も身ごろはひもを結んで止めるようになっていますが、これは結び目が肌に当たってもゴロゴロしない上、成長の早い赤ちゃんでも、ひもを調節するだけでちょうどいいサイズで着せることができるからです。
1. 短肌着
汗取り用に一番下に着せるお尻ぐらいまでの丈の肌着。赤ちゃんは汗をかきやすいので短肌着は欠かせません。素肌に直接触れるものですから、ふんわり優しい素材がマスト。夏用には、ノースリーブタイプもあります。
2.コンビ肌着
足元まで覆う保温のための肌着。赤ちゃんのM字型の脚がはみ出さないように裾広がりのシルエットで、股の部分にスナップがついています。
3. 長肌着
こちらも赤ちゃんの足元まで覆う保温のための肌着ですが、コンビ肌着との違いは、足元のスナップがないこと。おむつ替えが頻繁な時期にお世話が楽にできます。
■肌着の組み合わせの基本形について
■季節によって使い分けたい素材
赤ちゃんのための肌着なら、洗濯を繰り返しても柔らかな風合いを失わない耐久性と吸水性にすぐれた上質な綿100%の素材が最適。織り方や編み方によって厚みや手触りの違う3つのタイプがあります。
フライス
メリヤス編みのふんわり柔らかな風合いで、通気性がよく、伸縮性もあるのでフィット感も抜群。新生児向け肌着の定番素材です。
天竺(てんじく)
春から夏生まれの赤ちゃんに着せたい通気性にすぐれた薄手の平編み素材。さらっと軽い肌触りが特長です。
ニットガーゼ
天竺を2枚合わせにし、空気の層を作って保温性を高めました。ふわふわとした肌触りで寒い季節の赤ちゃんをやさしく包みます。