なっちゃんの子育て日記 
vol.21 「キッザニアにて、悶える」

横澤夏子さん

いろんな仕事の擬似体験を通じて、子どもが楽しみながら社会のしくみを学ぶことができるテーマパーク「キッザニア」。今回のコラムは、横澤夏子さんと3歳のお嬢さんのキッザニア初体験レポートです。


ずっと行ってみたかった念願のキッザニアにやっと行けました。
対象年齢の3歳になったばっかりの長女と保育園のお友だちと一緒に。

感想を一言で言うと、悶える。
その一言に尽きます。
「もうやだ~、かわいい」の連続です。

ピザ屋さんやソフトクリーム屋さんを体験し、親と離れ、お友達と2人だけで大人から説明を受けてお仕事をする。ヤイヤイ言いたくなりますが、ガラス越しのため何も言えません。

ピザのウィンナーをもっとまばらに並べて!ほら、全体的に!などと言いたかったのですがウィンナーを横に一列に並べる姿を見守るしかできません。

先日、テレビでキッザニアの社長さんが「キッザニアは子どものモタモタを見守る施設」ということをおっしゃっていて、確かにその通り。子どものモタモタは子どもにとって成長する大切な時間なんだと思いました。日々のモタモタを待ってあげられてないな~と反省します。

パーク内で食事しているときも長女の可愛らしさに悶える横澤さん

〈▲ パーク内で食事しているときも長女の可愛らしさに悶える横澤さん〉

消防士の体験を見守っている時、隣に外国人のお父さんが一人でいらっしゃいました。特に表情を変えることなく一緒に見守っていたのですが、いざ消防服に子どもたちが着替えると、「ウォフッ」という漏れ出た笑い声が聞こえてきました。

顔を真っ赤にしてニコニコ笑顔になっていて、「わかりますよ、わかります。あまりにも可愛すぎて込み上げてしまったんですよね」と心の中で語りかけていました。みんな同じなんですね。悶えていました。

お昼をすぎると疲れからか、「もう働きたくない」と長女。いや早すぎるだろ!と思いつつも、長女のペースでやりたいことを探してみようと歩いていると、時計台から時間を知らせるダンスをしませんかと誘われて、「やりたい!」と言うので参加することに。

ダンスレッスンから私は離れ、時計台の下の広場から13時の時報を待ちます。13時になると音楽が鳴り、照明がキラキラし出して、お姉さんと共に長女が赤い制服を着てボンボンをフリフリしながら登場してきます。

私は1人で広場から見ていたのですが、私が時計台で踊っている子の母だとバレてしまうくらい悶えていました。手を大きく振ったり、高笑いしたり、「ウォフッ」以上の笑い声を出してしまうほどでした。

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3歳ってこんなことも出来るんだ!と成長を感じるものの、まだまだ3歳ってこんなに小さいんだとも感じたキッザニア。とっても勉強になりました。
また次女が3歳になったら行きたいな~と思っています。


いろんなお仕事にモタモタしながらも果敢にチャレンジするお嬢さんの姿に、ただただ悶えるばかりの横澤さん。「日々のモタモタを待ってあげられてないな」との反省の言葉、日本中のママやパパが同じ気持ちになっているかもしれませんね。

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