それでは、どんな出産祝いを選べば相手に喜んでもらえるのでしょうか? 編集部で考えた3つのコツをご紹介します。
(1)赤ちゃんが身につけるもの、使えるもので、「上質」なもの
赤ちゃんは大人と違って、毎日何度も着替えをするものです。そのため、肌着やウエアは何枚あっても多くて困るということはないように思います。スタイやタオルも頻繁に洗濯するので、同様です。何を贈るか迷ってしまったら、赤ちゃんが毎日着るもの、使うものがおすすめ。
ここで心がけたいのは、上質なものを選んでほしいということ。いいものは大事に使うし、長くもちます。それに何より、品質のよいものは赤ちゃんを健康に心地よく、幸せにしてくれます。
これは、おもちゃであっても同じことが言えるでしょう。木製玩具などは高価ですが、それはそのぶん長く使えるということ。子どもが気に入ってずっと遊んでいるのを見ていると、「いいものをもらったな」と贈ったくれた人の顔を思い出すこともしばしばあるでしょう。そんな贈り物ってすてきですよね。
(2)世界に一つだけの“名入れグッズ”
以前、「名づけ特集」を掲載しましたが、パパ・ママはいろいろな候補を出しながら、一生懸命考えて、子どもの名前をつけます。だから、子どもの名前にはそれだけ思い入れがあるのです。
ここに注目して、赤ちゃんの名前の入ったグッズを贈るのはいかがでしょうか? 世界で一つだけのプレゼントになるかもしれません。日常的に使うタオルやブランケット、ベビー用のバスローブに名前の刺しゅうを入れたもの。また、食器やベビーリングも。名前だけでなく出生時の体重も入れる“メモリアル”テディベア、フォトフレーム、オリジナル絵本などもあります。
(3)欲しいけれど、高価だからもったいないかな?とパパ・ママが買うのを躊躇する、“プチ贅沢”なもの
子どもが生まれたばかりのときは、何かと出費がかさむもの。「これからは節約しなくちゃ!」と考える人も少なくないでしょう。そんなとき、欲しいけれど買うのをなくなく我慢したものを贈られたら…うれしいに違いありません。
何人かでお金を出し合うとまとまった金額になります。たとえば1人1万円ずつ出し合って3人で3万円のものを、5人で5万円のものを贈るなど、数人で“プチ贅沢”なものをプレゼントするのもよいでしょう。
お出かけのときに着てもらいたいドレスや着物、小さいときにしか着られないけれどかっこいい、有名海外ブランドのダウンジャケットなどの衣類。また、高機能のベビーカーやハイチェアなど、いろいろあります。
日常的な洋服やグッズをいろいろと組み合わせて、ギフトボックスにするのもいいアイデアです。贈る側も選ぶのが楽しいし、贈られた側も受け取ったときのインパクトが大きくて喜びもひとしおになるでしょう。