子どもの運動会。かけっこや玉入れ、ダンスなど、子どもたちが一生懸命に頑張る姿はかわいらくしてたまりませんよね。今回、子どもの運動会に初めて参加したという横澤夏子さん。どんな運動会になったのでしょうか?
長女と次女が通う保育園で初めての運動会がありました!
コロナ禍で出産したので、子どものイベントというものは今回が初めて!子どもも生まれて初めての運動会ですが、私も生まれて初めての子どもの運動会でした。見るものすべてに感激感動!イベントができるという幸せもしみじみ思います。
見ているのに、「見て見て見て!」の塊の長女。
「踊れるよ!見て!」と、客席にいる私に言いに来るんですが、見てと言ってくるその瞬間は踊れてないのよと思いながらも「すごいね!戻って!すごいよ!ほら戻って!」と忙しく応援をしました。
次女は恥ずかしいからと一緒に踊っている私の足の間に頭を突っ込んでいました。「恥ずかしいのー?」と聞きながら私は踊り続けたのですが、なんだか私の方が張り切って踊っているみたいで私の方が恥ずかしくなりました。
それにしても、保育園の運動会は全学年見ると、「あぁ、あんな時期もあったな〜」から「え!こんなことが出来るようになるの?」まで、自分の子どもにだけじゃなく、気持ちを込めて見ちゃいますね。全学年涙もんです。
なかでも、年長さんの全員リレーにはグッと来るものがありました。みんなが応援している中、一生懸命走っているだけで涙腺爆発なんですが、アンカーの子が最後走って、赤組白組で点数を勝負しているわけではないのですが、勝ち負けがつくわけです。負けちゃった組のアンカーの子が泣いてて、その姿にとにかくグッときたんです。
年長さんとは言え、こんな小さい子が悔しい気持ちやいろんな感情で泣いているんです。我が子ではないのですが、もう抱きしめたくなりました。アンカーだからこそ唯一、経験できる気持ちですよね。本当すごい。頑張ったね。と、涙ドバドバでした。
みんなみーんな頑張ってる!なにより先生方が毎日頑張ってくださったおかげ。こんな素敵な機会を作ってくださって本当に本当にありがとうございますの気持ちでいっぱいでした。
私が保育園時代、お相撲大会で相手が昨年優勝者だと知り、戦いたくないと駄々をこね不戦敗したことを思い出しました。昨日のことのように鮮明に覚えています。30年経っても覚えている保育園時代。子どもたちの記憶にはどんな思い出として残るんだろうと、来年の運動会も楽しみです!
おふたりのお嬢さんだけでなく、お友だちの頑張りにも涙、涙。そして運動会を実現させてくれた先生への感謝。なにげない日常や、“当たり前”のことも、みんなの努力や前向きな気持ちが積み重なってできあがっている――はじめての運動会は、いろいろな意味で思い出に残るものになったのではないでしょうか。来年も楽しみですね!