お宮参りはいつまでに? 服装は? 玉串料は? 祖父母はいなくてもOK?
~赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(4)~

2023.09.21

ミキハウス編集部

しきたりを大切にしつつ、それぞれの家族にあったお宮参りを

お宮参りの後に、ご近所へあいさつ回りをする習わしがある地方もあります。そのときに近所の人から「おひねり」のようなかたちでお祝い金やおもちゃをもらったり、逆に「引き飴」と呼ばれる、ひものついた飴を近所や親せきに配ったりする地方もあります。これらは、赤ちゃんの誕生をあらためて喜びあい、誕生を祝ってくれた人に感謝の気持ちを伝えるものです。

しきたりを大切にしつつ、それぞれの家族にあったお宮参りを

最後に、お宮参りを経験した先輩ママ・パパに話を聞いてみました。

「産後すぐで子育てに自信が持てず、私が精神的に不安定な時期だったので、お宮参りの準備をするのは正直大変でした。でも今になってみれば、とてもいい思い出。写真を見ると、娘が新生児らしく本当に小さくて“ほにゃほにゃ”しています。結局、その時期に家族全員でお出かけしたのはお宮参りだけでした」(30代ママ)

「パパもカメラを持っていきましたが、夫の両親も私の両親も来たので、せっかくだからとプロのカメラマンさんにも撮影をお願いしました。みんなが喜んでいる様子を自然のままに写真に残せたのはすごくよかったです」(20代ママ)

お宮参りはいつまでに? 服装は? 玉串料は? 祖父母はいなくてもOK? ~赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(4)~

「着物を着たということもあって、久しぶりに自分の背筋が伸びたような気がしました。その後、外で食事会。おいしいものを食べて、みんなの笑顔があって、実は私がいちばんうれしかったのかもしれません」(30代ママ)

また、こんなパパも。

「私の休日に合わせてお宮参りをすることになったので、両親とのスケジュール調整や食事の手配も私がやりました。事前に神社にもあいさつに行って、段取りしておいたので、当日は安心でした」(30代パパ)

「本当は両方の祖父母を呼んでやりたかったのですが、コロナ禍でもあったので、家族3人だけでやることにしました。近くの神社に参拝したのですが、産後の妻はほとんど家から出ていなかったので、久々の外出。あんな状況でもやっておいてよかったなと思います」(30代パパ)

天気や季節のほか、ママの体調が落ち着くのを待ち、やむをえず産後1か月を大きくすぎてお参りをしたファミリーもいました。そんなママからは、こんな声も。

「他の赤ちゃんに比べて、自分の子だけが大きく初めは気後れしたけれど、子育てにも慣れていたので余裕をもって臨めたかなと思います」(30代ママ)

日本文化の一つであるお宮参り。しきたりを大切にしながら、それぞれの家族にあったスタイルでこの日を迎えましょう。大切なのは、赤ちゃんの誕生をみんなで祝うこと。この機会に、ママ、パパ自身のお宮参りの思い出を両親に聞いてみてはいかがでしょうか。

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