パパが育休をとった! 主夫になった!
ニューヨークに行った!
――NTTドコモ小野さんの“はじめての150日”(前編)

ミキハウス編集部

“パパと赤ちゃんだけ”の健診もアメリカでは当たり前

――はじめての子育てなので、なかなか答えるのは難しいかもしれませんが、日本とアメリカの違いを感じることはありますか?

小野さん:そうですね、まわりが寛容ということはあるかもしれません。実際に僕らが日本でいやな目にあったわけではないのですが、ニューヨークだと地下鉄の中で子どもが泣いていても何もいわれないですし、冷たい視線も感じたことはありません。まあ、こちらの地下鉄は音が大きいので、この子が泣いていても聞こえにくいということはあるかもしれませんが。あとは、ベビーカーを一人で押していると手伝ってくれる人が多いですね。

――パパがベビーカーを押していても、手伝ってくれる?

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小野さん:そうです。階段をベビーカーで上りたいなと思っていると、たまたま階段の上にいた人が振り返って下りてきてくれたこともあります。こちらからいわなくても、まず手伝おうかという姿勢を感じます。

少し子どもが大きくなったからというのもあると思いますが、声をかけられることも多いです。日本だと「かわいいわねー」と年配の女性から声をかけられましたが、こちらでは年代も幅広く、男女関係なく話かけられます。「Cute(かわいい)」といわれることが多いですが、「Beautiful(きれいね)」「Adorable(愛らしいわ)」などの言葉も。日本人だとわかると「Future Samurai!(未来のサムライくん!)」という人もいて、表現力があるなと思いました。

春奈さん:あとは、乳幼児健診に行くと、お父さんが赤ちゃんを連れてきている人がけっこういます。日本だったらほとんど見ないと思いますが、待合室の半分くらいはそんな、お父さんと赤ちゃんだけで来ている人たちでした。

保育所探しのためのフェアに参加したときも、やっぱり参加者の半分くらいはお父さん。日本だと保育所探しはお母さんの仕事になっていることが多いでしょうが、お父さんたちが当然の義務というか、責任だと思っていて、当事者意識をもっているなと思いました。

*   *   *
おっぱいがあれば、ママと同じだけのパフォーマンスを発揮できそうな小野さん。お二人を見ていると、パパとママが子育てで力を合わせることが自然なことなのだなと感じます。後編は、日本とアメリカの子育て事情の違いをさらに詳しく教えていただきます。小野さんがパパ友イベントに参加した様子もお聞きします!
>>後編はこちら https://baby.mikihouse.co.jp/information/post-5122.html

【関連リンク】
小野俊樹さんのブログ『Appreciation of Life(人生をフルコースで深く味わう日)』
https://medium.com/appreciation-of-life

 

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