では、実際の名づけに関してはどうでしょうか。アンケート結果をご紹介します。
期間限定ゆえに気軽に使える胎児ネームとは違い、実際の名前を考えることは、ママ・パパにとってうれしくも最も悩ましい大仕事といえますね。です。それでは見ていきましょう。
《65%以上が生まれる前に名前を決めていました》
「お子さまの名前はいつ決めましたか」という質問に対して、一番多かった回答は「妊娠中に性別が分かってから」(53.9%)。「妊娠する前から決めていた」(4.3%)や「妊娠中で性別が分かる前」(7.0%)という答えと合わせると、生まれる前から名前を決めていたママ・パパは65.2%になっています。赤ちゃんの誕生を楽しみにしながら名前を考える時、その子の人生や人となりについて、あれこれ想像して期待したり、心配したりしてしまうこともあるのではないでしょうか。こうしてママ・パパの中に“親心”が育ち始めるのかもしれませんね。
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《名づけの主導権はママとパパ…そして母方の祖母も》
赤ちゃんの名前を決めるのは誰なのでしょう。複数回答可として尋ねたところ、「パパ」(73.6%)と「ママ」(70.9%)が圧倒的に多く、それに続くのは「母方の祖母」の2.8%です。ほどんどのママ・パパが、子どもの名前は自分たちで話し合って決めているということのようです。
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《名づけの際に参考にした情報源》
子どもの名前を考える時、ママとパパはどんな情報源を参考にしているのでしょうか。突出しているものはありませんが、「本・書籍」(53.5%)と「インターネット」(53.2%)が並び、次に来るのは、「名づけアプリ」(32.9%)です。「家族や親せきの意見」(16.0%)よりアプリを参考にする割合が多いのは、日ごろからこうしたアプリを使い慣れている若いママ・パパだからかもしれません。
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