夏が近づいてきましたね。日差しも強く、また朝夕と日中とでは温度差も激しいこの時期は、体温調節機能が未熟な赤ちゃんにとって“すごしづらい季節”といえそうです。また、日焼けやあせもなどの皮膚トラブルも気になりますね。赤ちゃんに何をどう着せるか、悩んでいるママ・パパも少なくないのではないでしょうか?
そこで、赤ちゃんが夏を快適にすごすための服選びについて、ミキハウス池袋東武店のKCA(子育てキャリアアドバイザー) 纐纈裕子(こうけつゆうこ)さんにお話を伺いながらまとめました!
ねんね期/1~3か月
初夏になっても梅雨時は気温が上がらない日もあるし、暑い日には冷房が効いたお部屋ですごす赤ちゃんは多いでしょう。そういうことを考えると、まず用意したいのは短肌着とコンビ肌着です!
「ノースリーブの短肌着にコンビ肌着を合わせて、その上にベビー服を着せます。新陳代謝が活発な赤ちゃんに汗取りの短肌着は欠かせませんし、コンビ肌着は体温調節に必要です」(纐纈さん)
(纐纈さん)
ねんね期 夏のマストアイテム その1
短肌着+コンビ肌着
また、ベビー服では「プレオール」が便利です。新生児期には10分丈、10袖で着用し、生後3か月頃になると7分丈、7分袖として使えます。
ねんね期 夏のマストアイテム その2
プレオール
「ずっとあお向けで寝ている赤ちゃんは背中に汗をかくので、汗取りパッドを背中に入れて時々交換してあげましょう」とは纐纈さんからのアドバイス。
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。夏のお洋服もやさしい綿素材のものが◎。綿100%の天竺や涼しげなメッシュ素材もおすすめです。
冷房の効いた部屋なら、肩とおなかをカバーできる胴着を用意しましょう。紐でサイズ調整ができるので、成長の早いねんね期の赤ちゃんにも長く着せることができます。