新米ママのための基礎知識「乳腺炎」
ベテラン助産師が教える予防法

ミキハウス編集部

授乳中に痛みや違和感を感じたら、すぐに専門家に相談を

乳腺炎の前兆として、「授乳中に感じるチクチクと棘が刺さったような痛み」があります。乳頭に白斑(白いニキビのような突起物)が現れ、おっぱいに固い部分ができると初期症状です。

乳腺炎かもしれないと慌てて先生の相談室を訪れるママのほとんどが、「2週間ぐらい前から固まりができて痛かったけれど、忙しさに紛れて我慢していたら熱っぽくなってきた」と訴えるそうです。

「赤ちゃんが小さいうちは、外出もままならないのは分かります。慣れない赤ちゃんの世話に疲れてもいるでしょう。それでも乳腺炎を悪化させないためには、おっぱいに異常を感じたら、早めに助産師や専門のお医者様に相談していただきたいです」(福田先生)

初期の乳腺炎なら、助産師さんに乳房マッサージで詰まりを取ってもらうだけで治ることが多いそうです。でも炎症がひどい場合には病院で治療や投薬を受けなければなりません。乳腺炎かもと思ったら早めに助産師さんにサポートしてもらいましょう。

かわいい我が子の満ち足りた表情を眺めながら、授乳するのはママにしか味わえない至福のひととき。それが乳腺炎で痛みや苦しみに変わってしまわないように、妊娠中から授乳の時の抱っこやおっぱいケアについても学んでおきたいものですね。

 

【プロフィール】
福田良子(ふくだ・りょうこ)
アールアンドワイ母乳育児相談室 院長 助産師。助産師として病院で勤務しながら、桶谷式乳房管理法を学ぶ。1985年横浜市にアールアンドワイ母乳育児相談室(http://www.ray-oketanishiki.jp/page1)を開設。「子育てを一から見直すプロジェクト」代表、日本抱っこ法協会公認ホルダー、公益社団法人桶谷式母乳育児推進協会理事を務める。自らも娘さんを育てた先輩ママでもある。

この記事をシェアする

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

あなたへのおすすめ

おすすめの記事を見る

記事を探す

カテゴリから探す

キーワードから探す

妊娠期/月齢・年齢から探す