子育て世帯の「コロナ禍1年」7600名アンケートから見える“本音”とは 

ミキハウス編集部

コロナ禍の日常を明るくしてくれるのは、健やかに成長する子どもたち

コロナ禍の日常を明るくしてくれるのは、健やかに成長する子どもたち

子育てに悩みや不安はつきものです。感染を心配してなにかと不便な生活を送っているコロナ禍では、ママ・パパの悩みはなおさら深刻でしょう。子育て中のママ・パパどんなことに悩み、不安を感じているのか、またそれをどう解決しているのかについてききました。

今現在の子どもの育て方に関する悩みや不安について。あてはまるものを教えてください。

コロナ禍の子育てで心配なことのトップは、「家族以外の人(お友だちを含む)とのコミュニケーション」(61.0%)です。「新生児や乳児期の除菌」(51.7%)が続き、「子どもの健康状態」(48.2%)、「病院に行きにくい」(45.3%)といった健康に関する悩みも多くなっています。

買い物に連れて行きたくないけれど、「両親に子守を頼めない」(13.3%)という現実や、赤ちゃんが動き回るようになると「換気時の子どもの行動」(11.3%)から目を離せないというのも、子育て世代ならではの悩みですね。

さらに妊娠や子育てに関して悩んだときや不安の解決方法についても聞いています。

コロナ禍の中、妊娠や子育てに関して悩んだときの不安の解決法を教えてください

解決法を大別すると、“誰かに相談”もしくは、“インターネットで情報を集める”というふたつに分かれます。中でも「パートナーに相談」(85.3%)はほとんどのママ・パパがあげた方法です。

「親に相談(義理の親も含む)」(71.8%)、「知人に相談」(46.3%)、「産婦人科医・助産師・看護師など医療機関に相談」(29.8%)と相談の相手が並ぶ一方、「インターネットの情報サイト、アプリを利用する」(54.0%)、「SNS(フェイスブック、ツイッターなど)を利用する」(32.1%)もあるものの、それほど多いわけでもありません。心配事はまず、パートナーに相談するのが一番安心できるということなのでしょうか。

子育てでうれしかったこと、よかったと思ったこと

最後に、子育てでうれしかったこと、よかったと思ったことを記述式で答えていただいたところ、子どもさんとパートナーへの愛情を感じる素敵なコメントをたくさん寄せていただきました。全部紹介したいところですが、スペースの都合上、ごく一部をご紹介させていただきます。

・外出できなくても、家の中ですくすくと確実に子どもが大きくなっている。昨日できなかったことが今日できるようになる瞬間を目の前でたくさん見ることができてとてもよかった(ママ、24歳)
・おかあさん大好き!と毎日のように言ってくれる(ママ、30歳)
・コロナになって、主人が家ですごす時間が増えてよかった(ママ、32歳)
・単純に子どもが可愛く、子育てが楽しい。子育てが出来ること、子どもが健康でいてくれることに日々感謝して生きています(ママ、36歳)

新型コロナウイルスの感染拡大にともなう“窮屈な生活”で、ママ・パパの気持ちを、奮い立たせてくれるのは小さなわが子の笑顔です。大変な1年だったけれども、家族の大切さを再認識できた方も多かったことが、アンケートからは読み解けます。

必ずしもネガティブなことばかりではなかったこの1年は、子どもや家族の未来にとって、明るい光を照らしてくれるはずです。この経験をいつまでも忘れずに、いつまでも仲良く健康ですごせますように!

最後になりましたが、アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!!

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