基礎体温を測りましょう
妊娠を目指すなら、基礎体温を測って自分のからだを知ることから始めましょう。基礎体温とは、朝、目が覚めてからだを動かす前の安静時の体温のこと。女性の基礎体温は、周期的に変化していますから、基礎体温を記録すればからだのリズムを知ることができます。
- 1朝起きてすぐに寝たまま測ります。体温計は就寝前に手が届く場所に置いておきましょう。
- 2正確に測るために舌下体温計を使います。
- 3毎日だいたい決まった時間に測るようにしましょう。
- 4毎日測れなくてもいいので、少なくとも2か月は続けるようにしましょう。
基礎体温表をつけてみて、体温が高くなっている時期(高温相)があれば排卵しているということ。排卵日には基礎体温が低くなるとネットなどで見かけることがありますが、個人差があり、必ず低くなるというわけではありません。月経が始まった日を半年ぐらい記録しておけば、排卵日が分かります。
ふたりで風疹の抗体検査を受けましょう
妊娠初期のプレママが風しんに感染すると、目や耳、心臓などに異常を持つ“先天性風しん症候群”の赤ちゃんが生まれてくることがあります。プレママとプレパパは妊娠前にふたりで風しんの抗体検査を受け、抗体価が低い場合はMRワクチンを接種しておきましょう。他にも赤ちゃんに影響する感染症がありますから、早めに病院で相談してください。
規則正しい生活とバランスの取れた食事を心がけましょう
妊娠に欠かせない女性ホルモンの分泌には、ストレスの少ない規則正しい生活が重要です。前述しましたが、男性もストレスが多いと精子の数が減ることがわかっています。過度な疲労や睡眠不足にも気をつけましょう。妊娠初期の赤ちゃんの発育に必要な葉酸などのビタミンは、妊娠が分かる前からしっかり摂っておきたいものです。