ママのからだは出産直後から、ホルモンバランスが急激に変化します。出産の疲れと慣れない赤ちゃんの世話も重なって、心のバランスもくずしがちな新米ママは少なくありません。自治体などが行っている産後ケア事業も調べておきましょう。
ママと赤ちゃんのショートステイ(宿泊)、デイケア(日帰り)、助産師による産後ケア訪問などの産後ケア事業(※2)は全国の940以上の市町村で導入されていますよ。
妊娠中はからだの変調に悩まされたし、これから経験する出産の大変さを想像して、ちょっと不安というプレママもいるでしょう。でもわが子との対面はすべてを忘れさせてくれる喜びがありそうです。残り少ない妊娠期、元気にすごしてくださいね。
- <参考資料>
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※1超音波胎児計測の標準化と日本人の基準値(日本超音波医学会/平成15年)
http://www.jsog.or.jp/uploads/files/medical/about/kijunchi.pdf -
※2産後ケア事業の利用者の実態に関する調査研究事業報告書(厚生労働省/令和2年9月)
https://www.mhlw.go.jp/content/000694012.pdfト
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※1超音波胎児計測の標準化と日本人の基準値(日本超音波医学会/平成15年)
1949年生まれ。日本産科婦人科学会理事長、日本生殖医学会理事長を歴任した不妊治療のスペシャリスト。これまで2000人以上の不妊症、3000人以上の分娩など、数多くの患者の治療にあたる一方、第2次~第4次安倍内閣では、少子化対策・子育て支援担当として、内閣官房参与も務める。「一般社団法人 吉村やすのり 生命の環境研究所」を主宰。