生まれてすぐの赤ちゃんのからだはあまりに小さく壊れそうで、抱っこもお世話も難しいのでは、と不安に思う方も多いのでは? そこで本記事では、「抱っこ」と「おむつ替え」の手順とコツを紹介します。どちらも1日に何回も行うことですから、コツを覚えればすぐに上手になりますよ!
生まれてすぐの赤ちゃんの抱っこの仕方
生まれてすぐの赤ちゃんは首が座っていないので、ママ・パパの腕に沿わせて、横抱きにするのが一般的です。
①赤ちゃんに触れる前に声をかけましょう。
赤ちゃんをびっくりさせないように、まずは「○○ちゃん、抱っこしようね」、「ママだよ」など、やさしく声をかけてから、触ります。親子のきずなを強くし、コミュニケーション能力を育てるためにも、お世話の時には積極的に話しかけましょう。
②頭の下に手を差し込みます。
両手を赤ちゃんの首の下から後頭部に差し入れ、利き手ではない方の手で頭を少し持ち上げ、手のひら全体で、頭を包み込むようにしっかりと支えてから、利き手を抜きます。
③おしりに手を添えます。
利き手を股から入れて、おしりの下にそっと差し込みます。このとき、親指と人差し指の間で股を支えるようします。
④赤ちゃんを持ち上げます。
ママ・パパは前かがみになりからだを近づけて、両手で赤ちゃんをそっと持ち上げます。
⑤ ママ・パパの胸に引き寄せます。
赤ちゃんのからだをママ・パパの胸に抱き寄せます。赤ちゃんの頭は、ママ・パパの曲げた肘の上にのせるようにしてください。赤ちゃんが安定したら、利き手は赤ちゃんの股の間に入れて支え、反対の手をおしりに添えたら完成です!
赤ちゃんは胸の近くに引き寄せて抱っこしましょう。新生児の視界は20~30㎝と言われていますから、ママ・パパの顔が見えて、心臓の音も聞こえると、赤ちゃんは安心しますよ。