失敗しないベビーカー選び 
最新のオススメ機種を“専門家”に聞きました!

2022.04.14

ミキハウス編集部

2022年版 オススメの6機種はこれです!

2022年版 オススメの6機種はこれです!

ベビーカーには大きく分けて3つのタイプがあります。

1つ目は首や腰が据わっていない赤ちゃんを寝かせたまま乗せられるベビーカー。2つ目はお座りが上手になった赤ちゃんのための軽くてコンパクトなベビーカー。最後は走行性を重視した新生児から幼児まで使えるベビーカーです。

梨本さんには、それぞれのタイプ別にオススメ2機種を挙げていただきました。

 

■ねんね期の赤ちゃんにオススメ

アップリカ ラクーナ クッション

アップリカ ラクーナ クッション

国内メーカーのアップリカが2022年4月に発売。ハンドルのレバーを握れば4輪すべてが自由に動く「4面フリー機能」で操作性が向上し、電車の中でも狭い通路でもらくらく通り抜けることが出来ます。座面の下のクッションが揺れに応じてやさしく上下し、振動を吸収する新機能も採用されています。

写真右:風を通し、座席の温度上昇を防ぐ背もたれの通気口

写真右:風を通し、座席の温度上昇を防ぐ背もたれの通気口

「アップリカは、日本の老舗ブランド。日本の生活環境を考えた機能が充実していて、電車でのお出かけにも適しています。赤ちゃんを見守りながら押す対面式と後ろから押す背面式の切り替えが簡単にできるのもいいですね」(梨本さん)

ねんね期の赤ちゃんのためのオススメのベビーカー、もう1台はこちらです。

サイベックス メリオ カーボン

サイベックス メリオ カーボン

ドイツの高機能ベビーカーブランド「サイベックス」。メリオ カーボンの最大の特徴は同ブランド史上最軽量の5.8㎏という軽さ。鉄の10倍の強度ながら重さは4分の1という軽量のカーボン素材とストレートフレーム構造で、軽い押し心地でコントロールしやすく、走行性に優れています。

写真右:標準装備されている新生児用のインレイ(クッション)

写真右:標準装備されている新生児用のインレイ(クッション)

「欧州のブランドは走行性に優れたものが多いのですが、それは街中に石畳が多いなど、日本に比べて路面状況が安定していないため。そうした環境でも赤ちゃんやママ・パパがストレスなくベビーカーを使用できるようにと走行性を進化させてきたんですね」

(画像はイメージです)

(画像はイメージです)

「ドイツのブランド『サイベックス』もしっかりした構造とスムーズな足回りが魅力。フレームはカーボン素材を採用したことでより軽く、より頑丈になりましたし、背もたれにメッシュ素材を使うことで快適性も増しています」(梨本さん)

 

■セカンドベビーカーとしてもオススメ コンパクト&軽量タイプ

生後7か月ぐらいになってお座りがしっかりできるようになると、B型とも呼ばれる軽くてコンパクトなタイプが使用できるようになります。

コンパクトで軽いベビーカーで、今年、梨本さんが注目しているのはこの2台。

 

ベビーゼン ヨーヨー2

ベビーゼン ヨーヨー2

フランス生まれのスタイリッシュなベビーカー「ベビーゼン」。ヨーヨー2は、折りたたむのも開くのもワンタッチでできる手軽さが最大の特徴です。折りたたむと機内持ち込み可の手荷物サイズになり、ショルダーバッグのように肩にかけて運べます。耐荷重は22㎏と頑丈で4歳ごろまで使えます。

写真左:柔らかなクッション素材のショルダーストラップ

写真左:柔らかなクッション素材のショルダーストラップ

「さっと小さくコンパクトに畳めるので、車に載せる時や家の玄関などに収納する時などすごく便利です。軽量でもしっかりした構造で、方向転換などの細かい動作もラクラク。フランスのブランドらしい、おしゃれなデザインと色使いも人気の理由です」(梨本さん)

 

サイベックス リベル

サイベックス リベル

リベルは折り畳むと自転車の前かごにも入るほどコンパクトになります。これなら公共交通機関を使う時だけでなく、自転車で移動する時でも持っていけますから、いろいろなお出かけシーンに対応できます。

写真左:折りたたみ時のサイズは横32cm、縦48cm、厚み20cm

写真左:折りたたみ時のサイズは横32cm、縦48cm、厚み20cm

「歩けるようになった赤ちゃんと出かけると、座りたがらない時はベビーカーが荷物になってしまうけれど、遊び疲れたら必要ということは結構あるものです。使わない時に小さくできる上に安定性のあるリベルは、セカンドベビーカーの人気機種です」(梨本さん)

(画像はイメージです)

(画像はイメージです)

 

■走行性をより重視 長く使えるベビーカー

赤ちゃんの月齢によって機種を変えることなく新生児期から幼児期まで長く使えるタイプもあります。軽量化や折り畳み機能よりも、押しやすく、コントロールしやすい走行性と頑丈で安全な耐久性を追求したベビーカーです。

「走行性にこだわるなら、こちらも検討してはいかがでしょう」と梨本さん。

 

エアバギー ココプレミアム フロムバース

エアバギー ココプレミアム フロムバース

3輪ベビーカーで人気の日本ブランドが「エアバギー」。乗り心地、走りやすさ、安全性にこだわり、振動吸収力の高いオフロード仕様のエアタイヤと、手元でスピードを調整できるハンドブレーキを装備しています。背もたれを倒すと新生児から使えます。

写真右:振動吸収性の高いエアチューブタイヤを装備

写真右:振動吸収性の高いエアチューブタイヤを装備

「前輪が1個のため、クルクル回る軽い操作感で、しかも大型のエアタイヤの走破性、振動吸収力は抜群ですから、長く押して歩いても疲れないという声をよく聞きます。UVカット率99%以上の大きな日よけが付いていて、赤ちゃんを足元まで紫外線から守ってくれるのもいいですね」(梨本さん)

 

バガブー ビー6

バガブー ビー6

キャリーコットパーツ(別売り)を装備したもの

オランダのブランド「バガブー」。全てのタイヤに付いたサスペンションが振動を吸収し、安定感のある走行を可能にしています。座席の向きを対面と背面に簡単に切り替えることができ、キャリーコットパーツ(別売)で新生児から幼児まで長く使えるベビーカーです。折りたたみ時に便利な自立機能も付いています。

写真右:赤ちゃんの様子が見えるメッシュパネル

写真右:赤ちゃんの様子が見えるメッシュパネル

「カラフルな色使いで、実は質実剛健。頑丈さを重視したオランダらしいベビーカーです。シートファブリックとサンキャノピー(日よけ)を選んでカスタマイズを楽しめるので、こだわりの1台が欲しいママ・パパに人気です」(梨本さん)

次のページ ネットで情報を集めたら、店舗で実際に触ってみましょう

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