ここで初めて赤ちゃんの衣類を脱がせます。外洗いは、赤ちゃんを寝かせておけるので、パパは両手を使って洗ってあげることができます。ここでもできるだけ体を近づけて包みこむような体勢をとり、声がけをしてあげると赤ちゃんは安心して落ち着きます。
■上半身を洗う
(1)マットの上でまず腕の部分を脱がせます。前を開けた服の脇から手を入れて、赤ちゃんのひじをそっと引き下げると簡単に肌着を脱がせることができます。次におむつを取っておしりの汚れを拭きます。
(2) 脱がした服は赤ちゃんの体の下に置いたまま、ソープの泡を手に取り、最初に首回りと脇を洗います。指を差し込む感じで奥まで滑らせて、汚れをかきだす感じで、ていねいに洗いましょう。
(3)次に肩と腕もパパの手をクルクル回して洗います。特に関節の部分は汚れがたまりやすいので念入りに。いつも握っている赤ちゃんの手のひらは、パパの親指を小指の方から差しこむと開きます。指も泡で洗ってあげましょう。指を洗ったら、すぐに手を包み込むように沐浴布をかけます。沐浴布をかけるのは、裸で仰向きに寝かせると、誰かにしがみつくように両手を広げたり、口元や顔にもっていったりする赤ちゃんに安心感を与えるためです。
■下半身と背中を洗う
(1)洗い終わった上半身に沐浴布をかけたまま下半身を泡で洗います。おなか全体をやさしく洗ったら、脚のつけ根とお股、そして足の裏まで洗います。
(2)赤ちゃんを寝かせたまま少しだけ横向きにして、背中とおしりを洗います。ウンチが残りやすいおしりはていねいに。
(3)赤ちゃんを抱き上げても滑らないように、パパの手の泡を拭きとります。