忙しいからこそ大事にしたい…
子どもの“大切な記憶” の伝え方

2017.01.13

ミキハウス編集部

言葉をしたためて記憶を紡ぐ【日記・ブログ型】

日記やブログで、子育ての記録を記し、自分の言葉で大切な記憶を紡いでいく。それはとてもかけがえのない成長の轍となります。子育ての記録や記憶を文章として残すなんて、大変そう…そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ミキハウスベビカムプラス(BCP)が毎月実施しているアンケートで、「育児日記や育児ブログを書いていますか(書く予定ですか)」と質問したところ、62.3%ものママがYESと回答。実に6割超の方が子どものために文章をしたためているんですね。

それではママたちはどのような思いで、日記やブログを書いているのでしょうか? アンケートにお答えいただいた声の中から、以下、一部抜粋してご紹介します。

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「妊娠中から書いてます!生まれる前からたくさんの人に助けてもらい、愛されていていた記録を残しておきたいから」(うどんぴ)

「生まれた日から記入してます。赤ちゃんの体調を毎日記録し、日々の変化をいち早く察知するためです」(いけまい)

「あんまり病院に行くことはありませんが、病院や検診で様子を報告するのに書き留めておいたほうが良いと思って記録をつける癖をつけています。ミキハウスでもらった育児日記につけています。できるようになったことや保健センターで指導されたことなども書くようにしています」(ひよちゃん126)

「1人目の時に書いていて、振り返るのにとても役だった!特に最初の3か月は同じことの繰り返しのような感覚で子どもの成長をあまり感じられなかったが、振り返ることで実感できた」(あみたくまま)

育児日記のメリットとしては、思い出を残すことはもちろんですが、先輩ママからは、子どもの健康管理のため“カルテ”代わりに使っているという声も。子どもがそのときかかった病気や、受けた予防接種を記録しておけば、いざというときに慌てずに済むのかもしれません。

また、ほとんどの方が出産後に育児日記を書き始めるようですが、エコー写真や胎動の記録も残すなど、妊娠中からスタートする人もおり、始めるタイミングは人それぞれ。中には「出産後から書き始めましたが、忙しくて途中で挫折しました」(はるいちばん)や、「ログとして書いています♪ でもなかなか更新できません」(ボディ&ハート)など、忙しくて毎日書くのはやっぱり難しいというママの声も。

どうしても「育児日記」「成長記録」というと「きちんと毎日書かなければ!」と、プレッシャーに感じてしまうこともありますが、たとえ箇条書きでメモする程度でも、立派な記憶の断片です。数年後、何十年後に振り返ったときに、記憶をたぐり寄せる“ヒント”として、ほんの1行でもいいので残してみてはいかがでしょうか。

大切な記録の残し方には、言葉や写真、あるいはSNSや動画など、アイディア次第で多様な選択肢があります。とかく日々の子育てや家事、仕事に忙しいママとパパですが、こうして“大切な記憶”を記録として残すことで、子どもをいかに大切に思っているか、その思いを再確認し、「あの時はこんなことがあったね」と振り返ることもできます。そしていつの日か、大きく成長した子どもの、その“足跡”を子どと一緒に辿ってみてください。大切な記憶が蘇るとともに、親子の深いつながりを改めて実感することができるでしょう。

 

【参考】
ミキハウスベビカムプラス
http://www.babycome.ne.jp/babygoods/mikihouse/

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