【設問8】今現在の子どもの育て方に関する悩みや不安について。あてはまるものを教えてください。
コロナ禍でなくても、子育てに悩みや不安はつきものです。複数回答可で今の子育ての悩みを聞いたところ、1位は「子どもの食事」の52.8%、2位は「子どもの生活リズム」で51.6%になりました。アンケートの対象となった0歳の赤ちゃんがいるママ・パパにとっては、この時期、離乳食と生活リズムが大きな関心事なのですね。
【設問9】コロナ禍の子どもの育て方に関する悩みや不安について。あてはまるものを答えてください。
それではコロナ禍ならではの育て方についての悩みや不安にはどんなものがあるのでしょうか。
最も多かった回答は「家族以外の人(友だちを含む)とのコミュニケーション」の64.1%でした。以下、「子どもの健康状態」(48.5%)、「新生児期や乳児期の除菌」(47.1%)、「外遊びができない」(33.4%)、「病院に行きにくい」(32.3%)と続きます。「両親に子守を頼めない」(11.1%)も赤ちゃんがいる家庭にとっては切実な悩みと言えそうですね。
【設問10】コロナ禍の中、妊娠や子育てに関して悩んだときや不安の解決法を教えてください。
複数回答可で選択してもらったところ、「パートナーに相談」(84.0%)が1位で、2位が「親に相談(義理の親も含む)」(70.5%)、4位に「知人に相談」(50.0%)、6位に「産婦人科医・助産師・看護師などに相談」(29.5%)となりました。悩みや不安は“誰かに相談”が多数派のようです。
ちなみに「インターネットの情報サイト、アプリを利用する」(55.8%)は3位で、5位に「SNS(フェイスブック、ツイッターなど)を利用する」(40.3%)がありました。ネットはすぐに多様な回答を得られる便利さがあるけれど、やはり直接相談する人がいるということが安心感につながるのかもしれませんね。
【設問11】何かと不安の多い状況ですが、子育てをしていてうれしかったこと、よかったとおもったことを教えてください。
最後に子育てに関してうれしかったこと、よかったことを自由記述式で聞いてみました。
赤ちゃんとの暮らしを楽しみ、成長を喜ぶママ・パパの声を紹介しましょう。
「子どもの成長。特に笑顔と寝顔がたまりません」(28歳、パパ)
「私の顔を見ただけで笑ってくれる存在がいること」(29歳、ママ)
「子どもの成長を日々見られること。1日ですぐ変わっていきます。子どもって!」(38歳、ママ)
「自分の子どもをたくさんの人がかわいがってくれること。自分の親との関係性がよくなったと感じること」(41歳、ママ)
「あやしてもあやさなくても、笑顔のとき。すごくかわいいです」(45歳、パパ)
アンケート結果から見えてきたのは、未だ終わりの見えない感染症との戦いの中でも、妊娠・出産を選択し、“おうち時間”を楽しみながら育児にいそしむママ・パパのたくましさ、力強さと家族の団結力の大切さです。頑張るママ・パパに勇気をくれるのは、無邪気な赤ちゃんの笑顔のようですね。
未来ある子どもたちのために社会が団結して1日も早く感染症を克服し、安心して暮らせる毎日を取り戻したいものですね。
【回答者プロフィール】
調査にご協力いただいたママ・パパのプロフィールは、以下の通りです。