赤ちゃんは笑顔のママが大好き 時短家事で暮らしに余裕を

ミキハウス編集部

目指すのは、家族みんなに心地いい我が家

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ここまで時短家事について、いろいろとご提案してきました。でも私が伝えたことをすべて完璧にしなくてはいけないというわけではありません。時短家事の目的は、ママやパパ、赤ちゃんがみんなで心地よくすごせる空間をラクに手に入れるということなのですから、まず「出来そうなことだけ2割ぐらい取り入れてみよう」と気軽に考えて試していただきたいと思います。

最後に、「最新家電の導入」と「家事サービスの利用」について触れておきたいと思います。これらは時短家事とは呼べないかもしれませんが、「がんばってくれているママ(パパ)をなんとかしてあげなきゃ」、「自分にとって家事が重荷になっている」と感じているなら、家事のプレッシャーを軽くする効果は大きいものです。

ただし、機能満載の最新家電は、使う環境によって効果に差があることも多いようですから、家族の暮らしに本当に役に立つモノか、納得して購入できるといいですね。「家電レンタルサービス」で検討している家電を借りて実際に家で使ってみると、長所も短所も実感できますから、ぜひ利用して後悔のない買い物をしていただきたいと思います。

ふだんは使わないけれど、一時的に利用したいものや、大きくて置き場所に困る家電は、必要なときだけレンタルして利用するのも賢い方法です。

また、家事代行サービスは一見贅沢なようですが、かけがえのない「ゆとり」や「家族とのコミュニケーション」の時間を手に入れると考えれば、大きなメリットがあります。家事を家庭内でするものと決めつけず、外部サービスも上手に活用したいものです。「ニコニコ笑顔のママ・パパがいる心地よい家庭」で育つ赤ちゃんは、きっと家族みんなに幸せな時間を運んでくれますよ。

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本間さんの「知的家事」を実行したママたちからは、「苦手で、キライだった家事が好きになりました」、「家事に追われることがなくなって、気持ちに余裕が生まれた気がします。そのおかげで、家族にガミガミ注意することもずいぶん減りました」など、喜びの声が寄せられているそうです。

授乳におむつ替え、寝かしつけと赤ちゃんのお世話は待ったなしです。家事もこれで終わりということはありません。そんな状況を少しでもラクにしてくれる時短術「知的家事」を生活に取り入れて、日々成長していくわが子とすごす今しかない時間を、心から楽しみたいですね。

 

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【プロフィール】
本間朝子(知的家事プロデューサー)

不動産会社の企画営業、フードプランニング会社のチーフディレクターを経て独立。自分自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から、ムダな時間と労力を省く「知的家事」を考案。セミナーや研修、便利グッズの開発などを通してメソッドを伝えている。日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「あさイチ」などのテレビ、『クロワッサン』(マガジンハウス)、『レタスクラブ』(KADOKAWA)、『ESSE』(扶桑社)などの雑誌、新聞等でも活躍。
著書に、新刊『ムダ家事が消える生活』(サンクチュアリ出版)の他、『家事の手間を9割減らせる部屋づくり』『写真でわかる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり』(ともに青春出版社)、『幸せを呼ぶ家事「時短」の楽しい小ワザ88』(祥伝社)、『「片付く仕組み」のつくり方』(三笠書房)、『「やらないこと」から決める 世界一シンプルな家事』(日本実業出版社)がある。

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