【専門医監修】妊娠~「陽性」が出てからすべきこと

産婦人科医 / 吉村泰典先生

出産に向けた準備をはじましょう

妊娠検査薬で陽性になったら、出産に向けた準備を本格的にはじめましょう。

【1.病院で妊娠検査を受けましょう】

病院では尿検査、医師の触診や内診、超音波(エコー)検査などを行い、妊娠を確認。分娩予定日や赤ちゃんの様子などを教えてくれます。

【1.病院で妊娠検査を受けましょう】

【2.生活習慣を見直しましょう】

食事の栄養バランスに気をつけて、睡眠不足や過度のストレスを避けましょう。薬の服用はかかりつけ医に相談してください。飲酒喫煙はすぐにやめましょう。

【2.生活習慣を見直しましょう】

【3.妊娠届出書をもらいましょう】

妊娠届出書は医療機関か役所で発行しています。どちらでもらえるかは自治体によって違いますから、あらかじめ病院や役所のHPなどで調べておきましょう。

【3.妊娠届出書をもらいましょう】

【4. 母子健康手帳をもらいましょう】

自治体に妊娠届出書を提出すると、母子健康手帳(妊娠と出産の経過や満6歳までの子どもの健康状態や発育・発達の様子、予防接種歴などを記録するもの)や妊婦健康診査受診票(検診費用の助成がうけられるもの)をもらうことができます。

【4. 母子健康手帳をもらいましょう】

【5.産休・育休の申請は早めにすませましょう】

企業で働いているプレママは、出産予定日の6週間前から出産後8週間までの「産前産後休暇(産休)」と子どもの1歳の誕生日までの「育児休暇(育休)」を取ることができます(※1)。妊娠がわかったら早めに職場の上司へ申請しましょう。プレパパも配偶者出産休暇(産休)や育休を積極的に取得してくださいね。

【5.産休・育休の申請は早めにすませましょう】

【6.妊娠・出産にかかる費用について確認しましょう】

妊婦健診は妊娠中に合計14回受けることになっています。健康な妊婦さんであれば、妊婦健康診査受診票を使えば無料で受診できることが多いようです。出産費用は正常分娩の場合、平均で50万5千759円(※2)です。このうち国から「出産育児一時金」として42万円が支給されるため、自己負担額はおよそ8万6千円。無痛分娩や帝王切開の場合は追加の費用が必要です。健康保険に加入していれば、出産前42日間、出産後の56日間の期間中に会社を休んだ日数に応じて給料の約3分の2が支給される出産手当金(※3)もあります。

【6.妊娠・出産にかかる費用について確認しましょう】

 

この他にも出産準備品と呼ばれる、赤ちゃんの肌着やおむつ、ベビーウエアやベビー布団、ベビーバス、哺乳瓶など生まれてくる赤ちゃんのために必要なものを揃え、部屋の環境を整えるなど、出産までに済ませたいことを、体調を見ながら少しずつ進めていきましょう。

プレママの夏のすごし方についてまとめた「妊婦さんが注意すべき夏の感染症は『新しい生活様式』で予防できます」「専門医が語る『おなかの張り』のトリセツPart1【妊娠初期・中期編】」「専門医が語る『おなかの張り』のトリセツPart2【妊娠後期編】」も参考に、健やかで楽しい妊娠期をおすごしください!

<参考資料>
【監修】吉村泰典(よしむら・やすのり)
慶應義塾大学名誉教授 産婦人科医

1949年生まれ。日本産科婦人科学会理事長、日本生殖医学会理事長を歴任した不妊治療のスペシャリスト。これまで2000人以上の不妊症、3000人以上の分娩など、数多くの患者の治療にあたる一方、第2次~第4次安倍内閣では、少子化対策・子育て支援担当として、内閣官房参与も務める。「一般社団法人 吉村やすのり 生命の環境研究所」を主宰。

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